動物園のパンダの人気記事ランキング!「ご機嫌ななめ」と「ビックリ顔」を抑えて1位になった「納得の瞬間」
ちょっと短めのおみ足にまるいボディ。唯一無二のフォルムを持つ、神戸市立王子動物園のメスのジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」。そのかわいい姿と優雅な所作から、親しみを込めて、“神戸のお嬢様”とも呼ばれています。 【写真】パンダのタンタンと過ごした、すばらしい日々 2021年に心臓疾患が見つかり、治療を続けていたタンタンですが、2024年3月31日に虹の橋を渡りました。当時、国内最高齢の28歳でした。いつでも笑顔をくれた神戸のお嬢様・タンタンをしのび、在りし日の日常を振り返りながらお伝えします。
第3位「あの人が怒られる」
今回は記念すべき200回目。ささやかながら、いままで読まれた記事のランキング、1位から3位を振り返ってみようと思います。 まず第3位は、連載74回目『動物園のパンダはご機嫌ななめ…全力で怒られてしまう飼育員さんが切なすぎる』(https://gendai.media/articles/-/94749)です。 梅元さんにブラッシングされるお嬢様。ブラッシングをする回数は圧倒的に吉田さんが多いようなので、珍しいことでした。動画に映っていた箇所は、たぶんお尻から太ももの境目。いわばお嬢様の“絶対領域”です。そこをブラッシングした理由をうかがうと、梅元さんは「特に理由はありません」と、笑っていました。 「ちょうどブラッシングしやすい体勢で横になっていたので、してあげようかなと思ったんです」と、梅元さん。2、3分のことだったとおっしゃっていますが、至福の時間だったでしょうね。
ご機嫌ななめは、やはりこの人
そしてタイトルの「ご機嫌ななめ」で、全力で怒られてしまったのは、もう一人の飼育員・吉田憲一さん。鼻息もフンフンと荒く……。何をしでかしてしまったのでしょう。梅元さんによると「あれは、確実にご機嫌ナナメな状態です。イライラしていますね。ああなってしまうのは、タンタンの気分的な所が大きいんですよ」と、梅元さん。 眠い、だるいなど、自分が動きたくない時に、色々構われるとイライラして、ああなってしまうのだそう。災難でしたね……吉田さん。 この回では、吉田さんがタンタンの為に植えたリンゴの木も紹介されました。2017年の10月頃に植えたもので、もともとあったヒメリンゴの木が折れてしまったため、代わりに植えたのだそう。「タンタンはヒメリンゴを食べないので、違うリンゴの苗を植えました。もし実がなったら、タンタンが食べてくれるかなと思ってるんです」と、吉田さん。もう少し、彼にやさしくしてあげてください、お嬢様。 この吉田さんにツンなお嬢様は、水曜日のお嬢様の人気カテゴリーでもあります。もっとご機嫌ななめだと「ガウッ!」ってほえられちゃうんですよね。吉田さんいわく「自分だけじゃなくて、みんなガウッ! されている」と言うことですが、回数的にはチャンピオンを狙えますよ、きっと(まぁ、いらないですよね……)。