毎日入浴すると心疾患や脳卒中のリスクが減る。「40℃の風呂に10分」がコツ
入浴から最高の睡眠をとるための時間割
夜帰宅してすぐの入浴はおすすめできません。効果を高めるには、入るタイミングも重要。疲労回復と良質な睡眠につながる理想の流れは「食事→休憩→入浴→睡眠」の順番です。
●眠る3~2時間半前 帰ったらまず食事
疲れて帰宅しても、すぐに入浴するのは避けて。血液が皮膚に集まり、筋肉などの疲労がとれにくくなります。寝る時間の3~2時間半前までに食事をとるのがおすすめ。お風呂よりまず食事を。
●眠る2時間半~2時間前 食後の休憩
食後は胃に血液が集まり消化を助けています。食べてすぐ入浴すると、胃に集まるはずの血液が皮膚に流れ、胃に負担がかかってしまいます。食後の30分~1時間は、消化のための休憩タイムに。
●眠る1時間半前 入浴
深い眠りにつくには、寝る1時間半前くらいに入浴し、いったん体温を上げることがポイント。お湯の温度は、副交感神経が優位になる40℃で。リラックスして過ごし、じっくり体温を上げましょう。
●体温がほどよく下がったら 就寝する
入浴後は体のほてりをゆっくりと冷ましてから、ベッドに入ります。入浴で上がった体温が下がることで寝つきがよくなり、睡眠の質を左右する「深い眠り」につけます。
ESSEonline編集部