台風18号発生 強い勢力で沖縄・先島諸島に接近のおそれ 影響長期化の可能性も
きょう28日(土)午前9時、フィリピンの東で台風18号が発生した。今後、台風18号は暴風域を伴って「強い」勢力にまで発達し、10月2日(水)から3日(木)にかけては「強い」勢力を維持したまま石垣島など先島諸島に近づくおそれがある。
きょう28日(土)午前9時、フィリピンの東で台風18号が発生した。台風の中心気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、1時間に約15キロの速さで南西に進んでいる。
台風は今後、ゆっくりと北西方向に進み、30日(月)には暴風域を伴って「強い」勢力にまで発達する見通し。10月1日(火)ごろから次第に進路を北へ変え、2日(水)から3日(木)にかけては「強い」勢力を維持したまま石垣島など先島諸島に近づくおそれがある。
なお、沖縄本島では台風が接近する前のきょう28日(土)から、台風周辺の湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となる見通し。1時間に30ミリ以上の激しい雨が降る可能性がある。局地的な大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水などに十分な注意が必要。落雷や竜巻などの激しい突風にも十分な注意が必要だ。 また、今回の台風18号は動きが遅く、沖縄では先島諸島を中心に大荒れの天気が長引くおそれがある。今後も最新の情報に注意したい。