「超楽しかったです。最高です」男子マラソン赤崎暁が五輪史上最も過酷なコースで自己ベストを1分29秒縮め堂々の6位入賞
◇パリオリンピック2024 男子マラソン(大会16日目=日本時間10日、パリ市庁舎) 【画像】男子マラソンの給水に田中希実選手の姿が! パリ陸上日本代表選手が給水係に登場 男子マラソンの赤崎暁選手が6位入賞。自己ベストを更新し、メダルまであと一歩に迫りました。 赤崎選手は終始トップ集団についていき、メダル争いを演出。終盤に2位からやや離され順位を落とすも、2時間7分32秒の自己ベストで6位入賞を果たしました。この記録は東京オリンピックで大迫傑選手がマークした、オリンピック日本人最高タイム2時間10分41秒を大幅に更新する記録となりました。 レース後、赤崎選手は「超楽しかったです。最高です」と充実ぶりを見せました。 大会前までの自己ベストが2時間9分1秒、今大会で1分29秒もタイムを縮めてのゴールとなりました。「自己ベストよりも入賞できたことがうれしかった。今までで1番最高でした。楽しかったです。この3ヶ月間落ち込むこともありましたが練習の成果が出せました」と喜びを語ります。 高低差がありオリンピック史上最も過酷なコースと言われた今大会。「タイムだけみるとあれですが、起伏のあるコースで7分台というのは自分ではよかったと思います」と納得の記録となりました。インタビュー後はカメラに向かい手を振り、すがすがしい表情で去って行きました。 そのほかの日本人選手は、前回6位入賞の大迫選手は13位、小山直城選手は23位でフィニッシュしました。