片づけのプロが生み出した『A4の紙1枚ですぐできる』究極に簡単な物の捨て方
A4の紙に乗る分だけ物を並べる
場所が決まったら近くのテーブルや棚、床にA4の紙を置いて、紙の上に分別する物を並べます。「どうしたら多く並べられるか」、ゲーム感覚で挑戦♪ ●物を出すコツは、用途や形など、ざーっくり種類ごとに並べる 「何をどれだけ持っているか」把握するために、同じ種類の物を近くに並べます。分類は「書く」「切る」など用途別、「丸い」「細長い」など形別でもOK。 ●物同士が重ならないように並べる 持っている物を把握できないと「いる、いらない」を判断するのがむずかしくなるので、全部を見渡せるように物同士は重ならないように並べましょう。 <中山さん’s ADVICE もっと捨てたくなっても追加で物を出すのはガマン!> 物の量が増えると脳が疲れやすくなり、分別しきれずに余計ごちゃつかせてしまうことも。ノリで手をつけずに、目の前の物だけに集中しよう。
A4の紙の上を眺めて、いらない物を捨てる
紙の上に物を並べたら、いよいよ物捨て開始。手に取ったら「いらない物は紙の左側に出す」と繰り返し言いながら、どんどんジャッジしましょう。 ●スマホのタイマーか家の時計で5分計る たとえA4の紙の上だけでも、悩み出すとあっという間に30分くらい過ぎてしまうことも。ダラダラやらないよう、タイマーや時計を見ながら5分だけ集中! ●「最後に使った時のことを思い出せない」「次に使う予定がない」「劣化している」物は捨てる! いずれかに当てはまる物は、もう使わない可能性が高いので問答無用で捨てましょう。白い紙の上で見ると物の劣化に気づきやすいのも、A4捨てのポイント。 ●5分で判断できなかった物は出しっ放しにして翌日ジャッジ どうしても決められない物は、元の場所に戻さず、紙の上に乗せたまま目につきやすい場所に移動させて一旦保留。手が空いたら再度ジャッジ! 翌日見ると、ほぼ100%「捨てよう」と踏ん切りがつきます。 By中山さん <中山さん’s ADVICE> 「いつか使うかも」と捨てられない物は、いっそ「今」使ってみて! 「いつか使うかも」「もったいない」と思う物は、今使ってみよう。べんとうのピックなら今日のおかずに刺す、リボンなら家のなにかを結ぶなど。一回使えば心置きなく手放せます。 A4サイズ(210×297mm)でも、少しずつやれば、いつの間にか家中スッキリ! <教えてくれた人> 整理収納アドバイザー 中山真由美さん Ritta Stanza代表。整理収納アドバイザー 1級認定講師。片づけ下手を克服した体験を生かした、アドバイスが人気! 参照:『サンキュ!』2023年6月号「コレがリアルガチ最終結論A4捨て」より。掲載している情報は2023年4月現在のものです。 編集/サンキュ!編集部
サンキュ!編集部