【富山県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 春こそ美しい氷見から望む雪冠の立山連峰
日本が誇る四季折々の魅力に迫る季節の絶景特集。まだ知られざる四季折々の表情を見せてくれる日本の風景に改めて魅了されたという人も多いはず。 【画像】春のお出かけに。砺波チューリップ公園のチューリップほか富山の春の絶景を写真ですべて見る。 今回は、富山県が誇る春の絶景・風物詩をピックアップ。 日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。これからの旅の参考にどうぞ!
◆氷見から望む海越しの立山連峰
氷見海岸は、富山湾に沿って湾曲して続く遠浅の海岸。この海岸線一帯にかけて、氷見沖の向こうに浮かぶようにそびえ立つ立山連峰を望むことができる。 もっともよく景色を見ることができるのは、空気が澄んだ冬の時期だが、5月頃までの良く晴れた日には、雪冠の立山連峰を望むことができる。 また、唐島、阿尾城跡、虻が島、島尾海水浴場など見どころの多いエリア。氷見温泉郷のホテルや民宿に宿泊しながらゆっくりするのもおすすめ。 氷見から望む海越しの立山連峰(ひみからのぞむうみごしのたてやまれんぽう) 所在地 富山県氷見市氷見海岸(島尾海岸から灘浦海岸)
◆蜃気楼
富山湾の神秘と言われる蜃気楼。魚津市は蜃気楼のまちとも呼ばれ、江戸時代以前から蜃気楼の名所として知られる。3月下旬~6月上旬の蜃気楼が現れやすい時期には、魚津港周辺やしんきろうロード沿いを中心に、たくさんの人々が訪れにぎわう。 蜃気楼を鑑賞できるベストスポットは、富山湾全体が見渡せる魚津港周辺の海岸で、魚津市ではこの一帯を、名勝「蜃気楼展望地点」と指定しており「蜃気楼 展望の丘」や「海の駅 蜃気楼」などさまざまな施設が整備されている。 また、展望の丘からすぐにある「魚津埋没林博物館」にも蜃気楼の情報がたくさんあり、300インチのハイビジョンスクリーンによる蜃気楼の映像、蜃気楼に関する写真や文献などを見ることができる。 春の蜃気楼は、10~15回程度しか出現しない稀少な現象。神秘的な風景は、この目で一度確かめてみたい。 見ごろの時期:例年3月下旬~6月上旬 蜃気楼(しんきろう) 所在地 富山県魚津市釈迦堂814 魚津埋没林博物館