M.マルケスがレコードブレイクで初日プラクティストップ。ホンダのザルコは今季初のQ2進出を果たす/MotoGP第12戦アラゴンGP
8月30日、2024年MotoGP第12戦アラゴンGPのプラクティスがモーターランド・アラゴンで行われ、マルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)がトップだった。 フリープラクティス1は、気温24度、路面温度35度のドライコンディションで行われた。セッション序盤、トップに立ったのはマルク・マルケスだった。2番手にはミゲール・オリベイラ(トラックハウス・レーシング)、3番手にはジャック・ミラー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が続く。 その後、2番手にペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)、3番手にホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が浮上した。フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)は残り時間20分を切っても、13番手という状況だった。 終盤に入るとマルティンが2番手に浮上し、アコスタが3番手となったが、マルク・マルケスのトップは変わらなかった。マルク・マルケスはフリー走行1回目をトップで終えている。 4番手はビンダー、5番手はファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム)だった。アラゴンGPの木曜日、2025年シーズンはHRCの開発ライダーとなることを発表した中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は15番手。バニャイアは21番手に沈んだ。 プラクティスは気温29度、路面温度44度のドライコンディションで始まった。このセッションでも、マルク・マルケスがトップにつける。2番手にビンダー、3番手にはチームメイトのミラーが続いた。バニャイアはいまだ下位に沈んでおり、12番手という状況である。 残り時間10分、マルティンがトップに浮上するも、すぐにそのタイムをマルク・マルケスが更新する。残り時間2分にはアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)がトップタイムを記録したが、再びマルク・マルケスがそのタイムを上回った。マルク・マルケスは1分45秒801を記録。オールタイムラップ・レコードを更新して、トップにつける。 マルク・マルケスはプラクティスをトップで終え、初日を完全に制した。2番手はエスパルガロ、3番手はマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)でアプリリア勢が続き、マルティンが4番手。5番手はアレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)だった。 バニャイアは6番手。そして、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)が8番手に入り、ホンダ勢として今季初めて、Q2進出を果たした。中上は22番手だった。 [オートスポーツweb 2024年08月30日]