ラピダス、北海道に事務所 工場建設の千歳、社員常駐
次世代半導体の国産化を目指すラピダスは22日、工場を建設中の北海道千歳市に事務所を開設した。社員が常駐して建設工事の進行確認や、地元企業との調整に当たる。東哲郎会長は記念式典で「世界最先端の半導体量産に向け、拠点の開設は出発点になる」とあいさつ。横田隆一千歳市長らとテープカットした。 事務所は、工場が立地する工業団地「千歳美々ワールド」から車で約10分の距離にあるビルに入居。JR千歳駅からも徒歩10分ほどという。 同社は2025年に試作ライン稼働、27年に量産開始を予定していて、工場の建設作業が進んでいる。