【オリックス】古田島成龍「やっと慣れてきた。子供もかわいい」念願の家族同居 来季は先発転向
オリックス古田島成龍投手(25)が、念願の家族同居生活をスタートさせた。 25日、大阪・舞洲の選手寮を今月上旬に退寮したことを明かした。23年ドラフト6位の新人右腕は、今年1月に入寮し、妻聡美さんとは別居になっていた。今は4月に誕生した長女と3人で一緒に暮らしている。 「最初は大変だったけど、やっと慣れてきました。子供もかわいいですし。今のうちにいれるだけ、一緒にいようかなと思ってますね」。シーズン中はできなかった家事や育児を分担。妻や子供に癒やされながら、フル回転した心身を回復中だ。プロ1年目は50試合で2勝1敗、防御率0・79。初登板から22試合連続無失点のプロ野球タイ記録など新人王級の働きだった。 来季は先発転向を首脳陣に告げられている。「背番号も(97から35に)変わるし、先発の話もある。ルーキーの気持ちで、一からやっていきたい」と誓った。 前日24日のファンフェスタ(感謝イベント)では、「3年B組金八先生」のパロディームービー主演などで盛り上げた。個性的なキャラも話題だが「そっちばっかり出ちゃうと…」と本業でも結果を出す意気込み。家族の力を得て、2年目のジンクスも吹き飛ばす。【大池和幸】