一人暮らしを始めたことを後悔しています「お金が全く残りません」一人暮らしってこういうものですか? 赤字は毎月いくらまでならセーフでしょうか?
一人暮らしにかかる費用をおさえてお金を残す方法
一人暮らしでお金が全く残らないという悩みを持つ人は、自分の生活を見直してみましょう。以下の方法を取り入れるだけで、お金を残すことにつながる可能性が高いです。 ・固定費を節約する ・買い物や外食の回数をおさえる ・先取り貯金に取り組む 以下で、方法別に内容を解説します。 ◆固定費を節約する 固定費を節約することで、手元に残せるお金を増やせる可能性が高いです。固定費とは、以下のように毎月必ず発生する支出です。 ・家賃 ・水道光熱費 ・通信費(スマホやインターネット) ・保険料 ・サブスク代 固定費を見直して年間で数千~数万円の節約ができれば、長期にわたって手元にお金を残せます。残ったお金は、貯金に回すこともできるでしょう。比較的取り組みやすいのが通信費やサブスク代で、契約内容の見直しや乗り換え、不必要なものは解約することで、料金をおさえることにつながります。 ◆買い物や外食の回数をおさえる 固定費のほかに、買い物や外食などにかかる変動費を節約できないか確認してみましょう。衝動買いや飲み会・外食の回数が多ければ、その分だけ変動費がかかって毎月の支出を圧迫するからです。 変動費をどのように見直せばよいか分からない場合、買い物にかける費用は2万円、外食にかける費用は1万円までというようにルールを決めておくとよいでしょう。 ◆先取り貯金に取り組む 貯金をする習慣がない人は、先取り貯金に取り組んでみてください。自動積立や財形貯蓄などの給料天引きや、給料が支給されたらすぐに口座から引き落とされるといった方法を取り入れれば、変動費などに消えることなく貯金額として増やしていけるでしょう。
毎月の支出を見直して赤字の状態から抜け出そう
一人暮らしをしている場合、家賃の支払いが必要な分だけ手元に残せるお金が限られる場合があります。例えば、手取り収入が20万円で家賃6万円の賃貸物件に住んでいれば、残りの14万円で食費や水道光熱費や通信料といった費用をまかなわなければなりません。 ただし、毎月の支出を見直す、給料に手を付ける前に貯金をしてしまうといった方法で赤字から抜け出すことが可能です。無理のない範囲内で行うことが前提となりますが、手元にお金を残すために何が必要なのかを検討して実行してみましょう。 出典 総務省 家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要 全国賃貸管理ビジネス協会 全国家賃動向 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部