松山英樹「グリーン上がうまくいった」新パターが威力 大会自己最少65 米男子ゴルフ開幕戦
◇米男子ゴルフツアー ザ・セントリー第1日(2025年1月2日 ハワイ州 カパルア・プランテーションC=7596ヤード、パー73) 2025年開幕戦が始まり、世界ランク6位の松山英樹(32=LEXUS)は1イーグル、7バーディー、1ボギーの8アンダー65で回り、首位と1打差の2位で好発進した。65はこの大会の自己ベストスコアに並んだ。 松山は「スタートとしては良かった。グリーン上がうまくいった。ストロークも良くなっていると思うので、これを続けていけるよう頑張りたい」と手応えをにじませた。 今週からスコッティ・キャメロンのセンターシャフトのピン型のパターを投入した。その新兵器が良いフィーリングを生んだ。 パー5の5番で2パットのバーディーを奪った後、6番は6メートル、7番はカラーから7メートル、8番は4メートルを沈めて4連続バーディー。 後半の11番では9メートルのロングパットをねじ込みスコアを伸ばした。パットのスコアへの貢献度を示すストロークゲインド・パッティングは全体9位にランクされた。 ショットの安定感も光った。フェアウエーキープ率が73・33%で全体9位。パーオン率が88・89%で全体3位。初日はアダム・スコット(オーストラリア)、ジャスティン・トーマス(米国)とのペアリングだったが、実力者2人を圧倒する内容だった。 この大会は5年連続8回目の出場。15年に3位、17年に2位に入っておりコースとの相性は良いが、初日をトップ5で終えるのは初めて。2025年初優勝を見据え第2ラウンドに向かう。