パンマニアが断言！ 「いま注目度No.1の新店」はパレスホテルが手がけるパン屋[FRaU]
食のスペシャリスト＆グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回は国内外で10000個以上のパンを食べているモデル、パン野ゆりさんが注目の新店をレコメンド。東京・代官山の新複合施設に入った話題のブーランジュリーです。
毎日食べたくなるパンにこだわる 株式会社パレスホテルの新ブランド
「注目度No.1の新店！それは、今年4月23日、代官山にオープンした『Et Nunc Daikanyama（エトヌンク 代官山）』です。パンの美味しさに定評がある『パレスホテル東京』のベーカリーシェフ・星 敏幸さんが開発したパンが食べられます。星シェフのパンが好きなのと、お店が入っている新複合施設『Forestgate Daikanyama（フォレストゲート代官山）』も気になっていたので、早速行ってきました！」 「Et Nunc Daikanyama」は、株式会社パレスホテルによるブーランジュリーブランド。このブランドの立ち上げからパンの開発に取り組んでいるのが、星シェフ。コンセプトに掲げる“毎日食べたくなるパン”とは素材の美味しさを感じるパンと考え、素材を厳選しています。
パンの主原料となる小麦は、国産のものを使用。ここ10年、おいしい上に個性豊かな品種が各地で生まれていることが理由です。小麦のおいしさを味わえるよう、パン生地に用いるバター、塩、きび砂糖も国産にするこだわりぶり。生地の配合、 焼き込み、素材同士の組み合わせやバランスまで徹底的にこだわっています。
「テイクアウトのパンでオススメなのは、シグニチャーブレッドの『Et Nunc バゲット』。挽き方までこだわった北海道産の複数の小麦を合わせて、Et Nunc ブレンドとして開発・使用。クラム（パンの内側）がほんのり黄色く色づいていて、小麦の味わいが輪郭を持っているかのよう！ 後味も美しく、そのままではもちろん、サンドイッチで使ってもおいしいです」とパン野さん。 ベーカリーシェフが、理想の味「香り高く、小麦の甘みをしっかりと感じ、ずっとおいしい」を追求して作り上げたオリジナルのEt Nunc ブレンドを用いてしっかり焼き込んで作られています。 クラスト（パンの外側）を含めて歯切れのよい食感で、口中には小麦本来の甘みが広がり、香りが余韻として残ります。
