小池都知事が定例会見8月27日(全文2完)1つのチョイスを増やすことにつながる
教育委員会の軽視につながらないか
時事通信:時事通信の斉藤です。パラリンピックの学校連携観戦のことについて伺います。先週段階では、参加する児童・生徒の数が13万人という予定でしたけれども、今週になって実際には2万人にまで減少しました。感染状況が悪化する中で、安心・安全な大会を実施するという言葉に対する懸念が、保護者や、それから地元の自治体から、表れている結果だと思いますけれども、人数がこれだけ減ったということに対しての認識と、それから教育委員があらためて反対する発言を続けています。知事は、これは都教委で決める事項ではないというふうにおっしゃっていますけれども、こうした懸念に対して中止を検討するとかそういうことにつながっていないというのは、都教委、教育委員会の軽視ということにもつながると思いますけれども、お考えをお願いします。 小池:参加を予定していたいところが中止されたというのも、それぞれ教育委員会からの考え方なども反映されたと聞いています。それぞれの地域の教育委員会の声を聞いておられる部分もあろうかと思いますが、引き続き感染症対策はもちろん、熱中症や交通などの安全対策を徹底して行っているところであります。競技の観戦については、パラリンピアンの姿を目の当たりにすることの、それの意味を、観戦していただくことによって感じ取っていただきたいというふうに思っております。観戦中止をお決めになった自治体については、それぞれの状況などを踏まえて判断されたものと考えております。 それから先ほど学校についても申し上げましたけれども、これから必要な検査は行って、抗原にしろPCRにしろ、いろんな形で行ってまいりますので、それらについて学校それぞれ、また、自治体それぞれのお考えをまとめていただくものが、必要な時期があるのではないかというふうに思っております。 時事通信:教育委員のことについてはいかがでしょうか。 小池:さまざまなご意見があったことは承知をしておりますので、それらの声も聞きながら検査をしましょうという、そういう話につながっておりますので、ご意見いただいたことに感謝しております。以上です。 司会:お知らせいたします。本日の知事の記者会見は終了いたしました。重ねてお知らせをいたします。小池知事の記者会見は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見8月27日