小池都知事が定例会見8月27日(全文2完)1つのチョイスを増やすことにつながる
どうしてぶら下がりに応じなかったのか
朝日新聞:朝日新聞の軽部です。小池知事の発信力という点について2点お尋ねします。ぶら下がり取材について先月の会見でも質問が出たんですれども、小池知事は24日火曜日の退庁時から、きのうの木曜日の退庁時にかけて、5回連続でぶら下がり取材をスルーされました。この間、パラリンピックの学校連携観戦を巡って事態が変わるなどしましたけれども、知事の言動に注目も集まっていたのですが、どうしてぶら下がりに応じていただけなかったのでしょうか。 小池:まずきのうの夕方などについては、皆さんがライトを照らされたりすると、人がまた密になっている状態を、私は、そこで続けるのはどうかなという判断をいたしました。そのほか、適時適切に対応させていただき、そして今日、定例記者会見でも申し上げたと、しっかりとお伝えをしているというところです。 朝日新聞:小池知事、Twitterに関して92万人のフォロワーを抱えていまして、コロナの情報を発信されているんですけれども、コロナに関してだいたい1日1通ぐらいの投稿にとどまっています。知事として、例えば若者へのワクチン接種など、もっと思いを訴えたいのであれば、Twitterのツールをもっと活用することもできると思うんですけれども、なぜ1日1通の投稿にとどめているんでしょうか。 小池:前はもっと出したらTwitterやり過ぎだと言われ、しっかりとした情報を伝えていきたいと思っております。 朝日新聞:今の量で十分だとお考えでしょうか。 小池:必要なときに応じてやってまいります。
都が若者接種を行う意味は
日本経済新聞:日経新聞の【コウヅキ 00:41:01】と申します。よろしくお願いします。渋谷の若者のワクチン接種のことでお伺いしたいんですけれども、本日取材に行ってきましたら、埼玉県から来た高校生がいたり、かなり人流を生んでる側面もあるのかなと思いました。東京都が積極的にやるのではなくて、区市町村にワクチンを配って、区市町村で打ってもらうという方法も考えられると思うんですが、東京都がやる意味というのを教えてください。 小池:すでに区市町村には都が保有している大規模用のワクチンをもう提供しております。いろいろなチャネルがあるからこそ、いろんなところにリーチできるんだろうというふうに思います。区市町村においても、すでにしっかりとそれぞれの地域に合った方法でワクチン接種を進めておられるからこそ62.5%の方々が受けておられるということで、これからもワクチンが確保できている限り、いろんな方法で進めていくと。今回、渋谷のほうも20時までということで時間を延ばしているということも、いろいろ若い方々のライフスタイルなどにも合うような形で行って、それもチャネル、1つのチョイスを増やすということにつながるのではないかというふうに思います 日本経済新聞:ありがとうございます。