「100点に近いファインプレーだった」GG賞初受賞・周東佑京が自画自賛 今季最高のプレーを振り返る
守備のスペシャリストに贈られる「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式が28日行われ、外野手部門で初受賞したプロ野球・ソフトバンクの周東佑京選手が喜びを語りました。 【画像】2024年度パ・リーグのベストナインの一覧 球界随一の俊足が持ち味である周東選手は今シーズンからセンターのレギュラーに定着。123試合に出場(外野での出場は121試合)し115安打2本塁打、打率.269の成績を残し、41個の盗塁も記録し2年連続3度目の盗塁王のタイトルも獲得しました。 2017年に育成2位で入団し、プロ7年目にして初めて勲章のトロフィーを受け取った周東選手は「1軍で試合に出始めてから1番ほしいと思っていた賞なのでとてもうれしい」と喜びを口にしました。 昨年まではセカンドを主に守り、今季も内野手として登録されていました。今季は開幕から自慢の俊足を生かした広い守備範囲でセンターのレギュラーを獲得し失策数はわずかに1個。「去年までいろんなポジションを守りながら試合に出ていたので、今年1年間センターを守り切れたというところはよかったなと率直に思います」とコメントしました。 今季のベストプレーを聞かれると7月17日のロッテ戦で岡大海選手が放った打球をスーパーキャッチした場面をピックアップ。 初回、2アウトランナー3塁の場面で岡選手は右中間フェンス手前まで伸びる打球を放ちますが、周東選手は全力疾走のままスライディングキャッチで初先発のドラフト6位ルーキー・大山凌投手を助けました。「打球の反応もよかったし、落下地点まで1番早いルートでいけたので100点に近いファインプレーだった」と振り返りました。 インタビューの最後には「今年同様ピッチャーを助けられるように、来年もまたとりたい」と意気込みを口にしました。