マイク・タイソン〝注目の5人〟で井上尚弥を選外 海外メディア「意外なことに…」と疑問視
ボクシング界の〝レジェンド〟で元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(58=米国)が注目すべき世界のボクサー5人を選出した。 ポッドキャスト「Pound4Pound」に出演したタイソンは「いま観戦するべきボクサー5人を挙げて」と聞かれると、WBA世界ライト級王者ジャーボンデイ・デービス(29=米国)、WBC世界ライト級暫定王者デービッド・ベナビデス(27=米国)、3階級制王者シャクール・スティーブンソン(27=米国)、4階級制覇王者テレンス・クロフォード(37=米国)、元WBC&IBF世界ウエルター級王者エロール・スペンス・ジュニア(34=米国)の名前を挙げたという。 このタイソンの見解について海外メディア「sportskeeda」は「タイソンは伝説的な人物であり、ボクシング史上もっとも破壊力のある〝ノックアウトアーティスト〟とみなされている。生涯にわたるボクシングファンであり、今でもボクシング界に細心の注意を払っている」と指摘した一方で「意外なことにオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)と井上尚弥(大橋)が含まれていない」と疑問視した。 各メディアなどが選定するパウンド・フォー・パウンド(※PFP、階級差のない最強ランキング)でウシク、井上、クロフォードの3人がほぼトップ3を独占しているが、ボクシング界の伝説は〝独自目線〟で選出したといえる。 タイソンは15日の復帰戦(テキサス州アーリントン)で、ユーチューバーのジェイク・ポール(米国)と激突。自身が選んだ名ファイターと同じような戦いを見せられるだろうか。
東スポWEB