これが最後のスバル・レガシィ・アウトバックか!? 500台の30周年記念モデルが抽選販売
ステーションワゴン派生型SUVの先駆者
日本市場でスバルの最上級モデルとなる「レガシィ・アウトバック」は、ステーションワゴン派生型SUVの先駆者として登場。市場を牽引し、ボルボやアウディ、メルセデス・ベンツといった多くのライバルもそれに追従した。 【写真17枚】2025年3月で日本での受注が終了する「スバル・レガシィ・アウトバック」の誕生30周年を記念して登場した特別仕様車、「30thアニバーサリー」の詳細画像をチェック ◆デビューは1994年 デビューは1994年。まずは北米で登場し、日本市場にも「レガシィ・グランドワゴン」の名で1995年8月に導入されている。北米では連綿とアウトバックの名が用いられているが、日本では「ランカスター」を経て、3世代目からアウトバックと呼ばれるようになった。 ◆ブラックのアクセントでシックな仕立て 2024年10月24日に発表されたレガシィ・アウトバックの特別仕様車、「30thアニバーサリー」は、「リミテッドEX」がベース。日本に先んじて、30年の集大成モデルとして、走りの高い安心感と快適性、優れた積載性、質感の高い内装など、上質さやスポーティさを盛り込んだ特別仕様車として北米市場にも導入されている。 エクステリアは、フロント・グリルやフォグランプ・カバー、前後バンパー・ガード、ルーフ・レール、ドア・ミラー、ロゴ、オーナメントなどがブラックで統一され、黒のアクセントが効いたシックな仕立てになっている。 ◆アイボリーとブラックの上質な内装 インテリアは、アイボリー×ブラックナッパレザーの本革シートの採用によりスポーティで上質な仕立てになっている。前席両側のシートはベンチレーション付きで、運転席のクッション長調整機構も備わる。 インパネはシルバーステッチが入ったアイボリーとブラックの表皮巻き、ドア・トリムはブラック表皮巻き仕立て。さらに、ドア・トリムには専用刺繍が施され、特別感のあるディテールも特徴となっている。また、専用装備として、11スピーカーのハーマンカードン・サウンドシステムも標準装備となっている。 ◆STIチューンの脚まわり 脚まわりには、マットブラック塗装の18インチ・アルミホイールを装着。さらに、STIチューニングが施された日立アステモ製で、周波数応答型ダンパーの「SFRDフロントダンパー&STIチューニング・リアダンパー」により、フラットで滑らかな乗り心地とハンドリングの良さを兼ね備え、上質かつスポーティな走りを実現しているという。 500台限定の抽選販売で、2024年10月24日~11月10日で全国の販売店にて申し込みが行われている。 また、公式ホームページでも告知されているように、現行型のアウトバックは、2025年3月末で日本での受注を終える予定(受注期間内でも生産予定台数に達した時点で受注を終了する可能性がある)だ。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部