「焚き火検定」に挑戦しました。火起こしの基礎を学び趣味を深める
【&M連載】山城さくらのキャンプFM
キャンプ好きの山城さくらさんが、ソロキャンプの体験や注目のキャンプギア、専門家に聞いたテクニックなどを紹介する連載コラム。今回は焚(た)き火検定に参加し、基礎を学びました。 【画像】「焚き火検定」の写真を見る(17枚)
焚き火を習ったことはありますか? 焚き火の温かさに包まれてお酒を飲んだり、火の番を人に任せうたた寝したりする時間は、格別の贅沢(ぜいたく)です。しかしその楽しみには、技術と知識、自然への配慮が欠かせません。 これまではYouTubeなどで得た知識を、見よう見まねでやってきましたが、実践のある教室で受けるのとはまた違うものです。そこで、いちキャンパーとして焚き火の基礎を学ぶべく「焚き火検定」に挑戦することにしました。 日本焚き火協会が主催するこの検定では、会長で焚き火マイスターの猪野正哉さんや、事務局長の三橋晃大さんを中心にスタッフの皆さんが指導にあたります。中でも会長の猪野さんは焚き火のプロ中のプロ! 著書『焚き火の本』『焚き火と道具』は、我が家の焚き火バイブルでもあります。 焚き火検定といっても、単なるテストではなく、イメージは焚き火の基礎を実践を交えて楽しく学べる焚き火ワークショップのようなもの。私が参加した日は、20代女性から、60代のベテランキャンパーまでいろいろな方が参加されていました。レベル問わず参加できる内容なので、これから始める方にも改めて学びたい方にもおすすめです。
まずは、焚き付けの材料探し
最初に少しお話があったあと、一つ目の実践は焚き火に必要な焚き付けの材料探し。木が茂っている場所へ、乾いた小枝や松ぼっくりなど火起こしに必要なアイテムを探しに行きます。 「乾燥しているかは折ればわかります」と、猪野さん。実際に材料を手に取りながら、どんなものが燃えやすく、焚き火に適しているかを教わります。 いつもはつい便利な着火剤を使ってしまうのですが、これならどこのキャンプ場にもあるし、拾っている時間も季節を感じられて楽しい!