上戸彩、久々連ドラで松本潤の妻役「となりのチカラ」どう演じるか
上戸彩が20日スタートの連続ドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系、木曜21時)でテレ朝ドラマ初主演の松本潤の妻役を演じる。現在36歳、2児の母。近年は妻役が多くなった上戸だが10代、20代とアイドル的な人気から始まりキャリアを重ねてきた。
ブレークのきっかけは“金八先生” 今は仕事と育児を両立
上戸の連ドラ出演は2020年7月期に放送された「半沢直樹」(TBS系)以来となる。 「上戸さんは2015年に木村拓哉さん主演のドラマ『アイムホーム』の撮影終了後に産休をとり、8月に第1子を出産しました。その年内には仕事復帰しましたが、育児があるため出産前と比べるとかなり仕事量をセーブし連ドラ出演はしませんでした。そして2019年に第2子を出産して2児の母となってからも同様で、2020年の『半沢直樹』は『アイムホーム』から5年ぶりの連ドラ出演だったのです。いまは仕事と家庭の両立をして自分のペースを守って仕事をしている様子です」(スポーツ紙50代男性記者) 役者としてブレークするきっかけとなったのが2001年、16歳の頃に出演した「3年B組金八先生」(第6シリーズ)。性同一性障害の生徒、鶴本直役を熱演して話題を呼んだ。 「男子生徒とケンカするシーンなどもあるハードな役でしたが、この役以降、出演作が途切れない売れっ子になっていきました。『高校教師』『エースをねらえ!』など次々と話題作に出演し、『あずみ』『インストール』など映画でも活躍しましたね。殺陣やスポーツものなどアクションシーンにも体当たりで挑んでいました」(前出・スポーツ紙記者)
清純派から大人の女性へ 転機となった「昼顔」
当時の上戸は歌手活動もしており、清純派アイドルとしての人気があった。所属事務所のオスカープロモーションは「美少女クラブ21」(のちに美少女クラブ31に改名)というアイドルグループを作っていたが、上戸が2004年のNHK紅白歌合戦に出場しトップバッターで歌唱した際「美少女クラブ21」がバックを務めステージを華やかに彩った。そして役者としての転機といえるのが2014年の連ドラ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)だろう。上戸は主演を務め、不倫する主婦というそれまでの清純派イメージを覆す役どころで話題になった。 「役者のイメージは演じる役によって左右されますが『昼顔』の紗和役は上戸さんにとって大きなチャレンジだったと思います。せつなさ、やりきれない気持ちが伝わる情感あふれる演技が視聴者の胸を打ちました。作品自体も人気を博し映画化もされましたし、『昼顔』というワードが2014年新語・流行語大賞の候補50語にノミネートされたほどです」(テレビ情報メディア40代女性編集者)