重賞初制覇を目指すアーリントンロウ(今年7月撮影、ユーザー提供：しゅんさん)

　土曜の新潟は芝ダートともに良→稍重だったが、日曜はともに良に回復しそう。芝は先行差しが五分。ただ、内目は荒れてきたので伸びない。ダートは先行ベター。 【動画】新潟記念の出走全馬を斬る！ 新潟全4走馬券圏内の「舞台巧者」に注目 　同じく中京は芝ダートともに不良まで悪化したが、土曜夜以降はそこまで降らない予報。ならば芝は稍重か重、ダートも重には回復するだろう。とはいえ、芝は内側がかなり悪化しているので、中枠がベター。直線だけで差せる馬場ではなく、先団～中団から渋太く脚を使える馬がいい。ダートは逃げ先行有利。前に行ける人気馬が順当に走っている。 　同じく札幌は芝ダートともに重だったが、ワンランクは回復するか。芝は外差し優勢。特に上級クラスで締まった流れになった場合は、待機組の上位独占がある。ダートは逃げ先行有利。4角では前に取り付きたい。 【注目馬】 新潟11R・キングズパレス…仮に少々道悪が残ったとしても問題ないタイプ。57kgも他馬との比較で恵まれた印象なので、軸には最適だ。 中京11R・アーリントンロウ…前走はレコード勝ちだったが、大型馬でパワーも兼ね備えているので、道悪は問題なし。絶好10番枠から馬場のいいところを通って押し切る。 札幌11R・マカオンドール…今夏の札幌芝で絶好調のゴールドシップ産駒。前走で復調の兆しを見せただけに、今回は馬券圏内まであっていい。