リーグワン開幕し三重ホンダヒートが地元で初勝利 新加入選手のトライで反撃の狼煙 ペナルティーキックで逆転
国内ラグビー最高峰のリーグワンが開幕し、去年からディビジョン1に参戦している三重ホンダヒートが21日に開幕戦に挑み、地元鈴鹿でのディビジョン1初勝利を挙げました。 昨シーズン11位の三重ホンダヒートと、10位のブラックラムズ東京の開幕戦。試合の立ち上がりはブラックラムズの攻撃に押され、なかなかチャンスをつくることができなかった三重ホンダヒート。 前半は相手に2本のトライを許し、6-14で試合を折り返します。 しかし後半早々、新加入選手のラリースルンガが個人技で魅せます。チームの今シーズン初トライとなるスルンガのトライで、反撃の狼煙(のろし)を上げます。 その後は、両チームともに点を取り合い、1点を追いかける展開となった後半終了間際。ホンダヒートがゴールライン付近でペナルティーを獲得し、ペナルティーキックを選択します。 こちらも新加入のヴニポラがキックを決め逆転。23対21で勝利し、三重ホンダヒートは今シーズンの開幕戦で地元鈴鹿でのディビジョン1初勝利を挙げました。 三重ホンダヒートのパブロ・マテーラ選手は「一生懸命、チームは準備をしてきた。これからのシーズンにおいてとてつもなく大切な勝利になった」と話していました。