海外有力メディアはソシエダMF久保建英がアーセナルの獲得候補リストに入っていると指摘「監督も暖かく歓迎するだろう」
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、レアル・ソシエダに所属するMF久保建英獲得に関心を示していると報じられている。そんな中で、米スポーツ専門メディア『The Athletic』は、久保がアーセナルの獲得候補リストに入っている可能性は高いと報じていた。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 アーセナルはリーグ戦20試合を消化した段階で、勝点40の2位につけている。絶好調の首位リバプールとは6ポイント差であり、優勝に向けて今後の試合は1つも落としたくない状況だ。 しかし、エースのイングランド代表FWブカヨ・サカがハムストリングを負傷。手術を受けたことにより、長期離脱が決まっている。20節のブライトンとの試合では、17歳のイーサン・ヌワネリがサカの代わりに出場していたものの、試合後ヌワネリもハムストリングを負傷してしまった。チームを率いるミケル・アルテタ監督は、ヌワネリが負傷の影響で数週間欠場すると伝えている。 同メディアは、「1月にウイングを探す中、アーセナルはどの選手をターゲットにするべきか」と題して複数の候補選手をリストアップしていた。名前があがっていたのは、バイエルン・ミュンヘンに所属するFWレロイ・サネ、パリ・サンジェルマンのMFマルコ・アセンシオなどだ。しかし、金銭面の問題から獲得は困難と指摘。また、FWアスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムズに関しても、シーズン中の獲得が難しく、来夏のターゲットになる可能性が高いと論じていた。 そして久保については、「左利きの右ウイングについて議論する時、久保はアーセナルの候補リストに必ず入るはずだ」と述べた上で、「23歳の日本代表選手は豊富な経験を持っている。ドリブルで運ぶことにためらいがない。今季ラ・リーガにおいて、1試合あたり一対一のデュエル回数が5.5、プログレッシブキャリー(相手ゴールに向けて5m以上ドリブルで運ぶこと)も5.3回だ。これはリーガのウイングではトップである。幅を取り相手サイドバックを引き付け、インナーラップするチームメイトを見つけることも可能だ」と高く評価していた。 また、「久保が攻撃面においていかに多才であるかは、注目に値する。両サイドやシャドーでもプレーできる。アーセナルは前線のすべてのポジションをこなせる選択肢を切実に必要としており、彼は多方面で才能を提供可能だ。ミケル・アルテタ監督も暖かく歓迎するだろう」と、久保の持つスキルや適正もアーセナルが求めるものであると太鼓判を押していた。
フットボールチャンネル編集部