【DEEP☆KICK】昼夜大会で男女計5階級におけるトーナメントの開催決定、王座決定&挑戦者決定トーナメント
2024年2月9日(日)大阪・豊中市の176BOXにて2025年新年1発目の興行として開催される第1部『DEEP☆KICK ZERO 18』、第2部『DEEP☆KICK ZERO 19』において追加カードとして「DEEP☆KICK-53kg王座決定トーナメント」の開催が決定、他3カードが発表された。 【写真】KO必至の中田vs.棚澤 第1部「DEEP☆KICK ZERO 18』で、9月にDEEP☆KICK-53kg第6代王者に輝いた上村雄音(BKジム)が返上したベルトを懸けた第7代王座決定トーナメントの開催が決定、出場が決まったのは同級2位の中田史斗(究道会館) vs. 同級4位の棚澤大空(TEAM TEPPEN)、同級3位の山田貴紀(山口道場) vs. 同級6位の横山大翔(拳心會館)の4選手。 中田はプロ戦績5勝(4KO)2敗1無効試合で、高いKO率を武器にどんどんと打ち合いに踏み込む確かな実力者。王座決定トーナメント出場は今回が2度目で、2023年に行われたDEEP☆KICK-53kg フレッシュマン1DAYトーナメントを制覇すると、勢いのままに昨年12月より始まった前王座決定トーナメントに出場、決勝まで駒を進めるも決勝戦ではKING剛(ROYAL KINGS)に無念の1R TKO負けを喫しベルト目前で悔し涙を飲んだ。しかし中田は止まらない、9月には大輝(NJKF理心塾)を相手に3RTKO勝利で復帰戦を飾っている、そして迎える2度目の王座決定トーナメント。前回はあと1歩が届かなかったが、次こそはベルトまで駆け上がることが出来るか。 対するは棚澤のプロ戦績は3勝(2KO)と現在全勝を誇り、フルコンタクト空手をバックボーンに確かな技術で攻め入るアグレッシブファイター。2024年4月にプロデビューし、10月には当時上位ランカーであった長谷川英翔(誠剛館)から圧巻の判定勝利を奪いランキング入り。12月22日には「King of Rookie2024」にて相沢晟(TARGET)との-53kg新人王決定戦を行い判定勝利、King of Rookie 2024 -53kg級優勝のタイトルを獲得している。まだプロデビューから1年未満も巡ってきたチャンス、勢いそのままにDEEP☆KICKベルト奪取となるか。 山田のプロ戦績は4勝(4KO)2敗。パンチでも蹴りでも倒せる高い技術を武器に勝利=KOという実績を積み上げている倒し屋。2023年4月「DEEP☆KICK ZERO 07」でプロデビューを果たすと、8月に行われたDEEP☆KICK-53kg フレッシュマン1DAYトーナメントに選出されたが中田から1R15秒でTKO負けという屈辱を味わった。そこからはDEEP☆KICKを主戦場に3連続KO勝利と再び好調を見せるが、11月「RISE183」では星憂雅(IDEAL GYM)に判定負けと今回が復帰戦となる。 対する横山のプロ戦績は7勝(1KO)2敗。高水準なテクニックで相手を支配するRISEスーパーフライ級8位にランクインしている実力者。2022年にプロデビューを果たすと2023年12月「King of Rookie 2023」ではKing of Rookie2023新人王に輝いている。その後はRISEに出場、5月「RISE178」では田中恒星(FASCINATE FIGHT TEEM)に勝利するも、8月「RISE181」では星憂雅(IDEAL GYM)にダウンを奪われてしまい逆転負け。そして12月、DEEP☆KICKに久方ぶりの参戦を果たすとゆいら(NJKF健心塾)を相手に試合を完全に支配し判定勝利、復帰戦を勝利で飾ると今トーナメント出場権を獲得した。 以上4名で行われるDEEP☆KICK-53kg第7代王座決定トーナメント、全員がプロ戦績10戦以内でありベルト戴冠歴もないフレッシュなトーナメントとなった。果たして第7代王者に輝くのは誰だ。 続くは9月にDEEP☆KICK-55kg第8代王者に輝いた中嶋愛樹斗(OISHI GYM)が返上したベルトを懸けた王座決定トーナメントの1戦が決定。対戦するは同級2位の保井広輝(WARRIOR OSAKA)と同級5位の弘樹(Y'ZD GYM)。 保井はプロ戦績5勝(1KO)6敗1分。長いリーチを活かしアグレッシブに攻め入る、Krushを主戦場に戦うK-1ファイター。DEEP☆KICKでは3戦2勝1敗、今年4月より始まった前挑戦者決定トーナメントに出場すると決勝で中嶋愛樹斗(OISHI GYM)に1RTKO負け、悔し涙を飲んだ。その後、10月「Krush.166」に出場するも白幡太陽(FLYSKY GYM)からダウンを奪われ判定負けと現在連敗となっている。そして迎える2度目のトーナメント出場、ここで連敗を脱出し自身初のベルト戴冠を達成できるか。 対する弘樹は沖縄県出身でプロ戦績は8勝(3KO)14敗。シュートボクシング・RIZINを始め様々な格闘技団体で活躍しているベテランファイター。現在32歳、2022年にはSHOOT BOXING CENTRAL フェザー級ワンデートーナメントに出場も判定負け、2023年7月にはDBSバンタム級級王者決定トーナメントに出場も判定負けと中々トーナメントには苦い思い出が多い。DEEP☆KICKでは6月に駿希(BKジム)に判定負けも12月には朝日彗仁(TARGET SHIBUYA)から判定勝利、久方ぶりの勝利で連敗を脱出した。そして急遽舞い込んだ王座決定トーナメント選出、ここで次こそはトーナメントを勝ち上がりベルト戴冠を果たすことが出来るか。 第9代王者決定戦を競うこととなる今試合、保井がリーチを武器に攻勢を見せるか、弘樹がベテランの味で試合を作るか、果たして一足先に決勝戦への出場を決めるのはどちらだ。 他には日韓戦2試合が決定。DEEP☆KICK-60kg契約にて昨年10月にDEEP☆KICKでプロデビューすると現在は4勝(2KO)1敗、今回が2度目のDEEP☆KICKのリングとなる平尾一真(Blaze) vs. 昨年9月にDEEP☆KICKに出場を果たすと和斗(NJKF大和ジム)を相手に2度ダウンを奪い判定勝利、こちらも今回が2度目の出場となるブラックハイエナ(エキスパートジム)。 DEEP☆KICK-65kg契約にてプロ戦績は2勝2KOでDEEP☆KICK 2024新人王にも輝いている加古稟虎(NJKFteamBonds) vs. 日本で今回がプロデビュー戦となるナム・ジョエン(RAON GYM)の2戦が発表された。