F1やフジロックでも人気の「ハイネケン0.0」はなぜおいしい? 若者とドライバーを魅了するその理由。
ハイネケンはクルマとともにあり続ける
興味深いのは、ハイネケンはつねにクルマの存在を念頭に置いている点。現在もっとも有名な活動は、2016年以来、F1のグローバルスポンサーを務めていることだ。 「我々は”When You Drive, Never Drink(お酒を飲む日は、乗らない日)”というスローガンで、適正飲酒のキャンペーンを展開していて、それを広く展開する場として、世界最高峰のモータースポーツであるF1がいちばんクールと考えたんです」 前出の森下ブランドマネージャーはそう語る。 「ハイネケンは、消費者の皆さまが、あらゆる飲酒の機会において、自分に合った選択肢を持てるように取り組んでいます」(HPより) まさに「When You Drive, Never Drink(お酒を飲む日は、乗らない日)」のとおり。おいしい飲酒とドライブをしっかり切り離したライフスタイルを送ることを意味しているのだろう。 運転をしなくてはならない。でもハイネケンの味が忘れられない、できれば飲みたいというドライバーのために用意されたのが、日本では23年10月から販売開始された「ハイネケン0.0」なのだ。 実際、モータースポーツとノンアルコール印象の結びつきは近年強くなっていて、ノンアルコールビールブランドをスポンサーにするF1チームが複数ある。チームファンのコミュニティの場にも積極的に進出しているブランドも存在。もしクオリティが低かったら、逆にマイナスの効果にもなりかねないので、味にも自信があるということだろう。 キャンプやフェス、あるいはスポーツやバーベキュー。クルマで出かけた先で必ず誰とでも乾杯ができる。そんな「ハイネケン0.0」はカロリーも低い。100mlあたり21kcalで、330ml入りボトルでは69kcalでオリジナル(100mlあたり42kcal)の半分にあたる。「ハイネケン0.0」はさまざまな魅力のある飲料なのだ。
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文=小川フミオ 写真=KURU KURA編集部、ハイネケン・ジャパン