「記録を塗り替えられるのは楽しみ」 "キングオブ・スケート" ナイジャ・ヒューストン 一問一答 XゲームズCHIBA2024 開催前日会見
スケートボード界のカリスマ、"キングオブ・スケート"とも呼ばれるナイジャ・ヒューストン選手が、9月20日から千葉・幕張メッセで開幕する XゲームズCHIBA2024に参戦します。これまでXゲームズ史上最多タイ15個の金メダルを獲得しているナイジャ選手が開催を前日に控え、会見で意気込みを述べました。以下、一問一答。 「どこの場所で開かれていても、 Xゲームズに戻ってくるのは非常に楽しいことです。 Xゲームズは、11歳の時から見ていて最初にプロとして参加した試合でもあります。今回も仲の良い仲間達と滑れること、そして今回半分近く日本のスケーターが揃っているこの舞台で滑れるのは非常に楽しみです」 ―― Xゲームズは70回以上という歴史があります。 そういった歴史についてどう考えていますか? 「このように長い期間Xゲームズが開催されていることは本当にすごいと思っています。多くの会場でも行われていますし、まさにオリジナルのアクションスポーツイベントだと思います。実際に自分が出場している時でも、BMXやスケートボードパークなど他の競技を見たり、ダートバイクのエアパフォーマンスを見たりできて本当に楽しい大会です。5歳頃から見てきたイベントですが沢山の人たちが関わっていますし、改めて自分もこれから元気でずっと可能な限りスケートを続けたいなと思っています」 ―― Xゲームズで過去15回の金メダルなど歴史を塗り替えられて来ましたが、今回また新たな歴史を作ってくれることを期待していいんでしょうか? 「あともう一つ金メダルを取るとこれまでの記録を塗り替えられるのは、非常に楽しみです。ショーン・ホワイトがもっている記録に今タイなんですが、彼はスケートボードとスノーボードの両方で15個の金メダルを獲得しています。そういった先人の素晴らしいアスリートたちと同じ土俵にいるというか、あともう1個取れば記録を塗り替える状態であることは非常に嬉しいと思っています。まだ自分は健康ですし若さにも溢れているので、挑戦していきたいと思っています」 ――日本でのXゲームズの開催はどうですか? 「日本の一番素晴らしいところがファンの皆さんだと思います。ここ数年、本当に白井空良選手や堀米雄斗選手など素晴らしい日本のアスリートたちがこのシーンを本当に作り上げてきていると感じています。 自分ももっとスケートボードを頑張りたいと思います。東京のストリートでも滑る機会があったりしています。ただ日本はセキュリティが厳しいので、良いスポットがあるけれども滑ることができない。そこが何かもうちょっと変わってくると楽しくなると思っています」