オジサン、秋には茶靴履きたくなりません? 渋くてネイビーに合うブラウンは、オジサンにピッタリです!
秋の景色にマッチする! ブラウン靴
気温は一気に下がり冬の様相ですが、街の街路樹などはやっと色づき、秋の雰囲気に。赤や黄色に色づいた木々を眺めていると、なんとなく茶靴が履きたくなりませんか? ブラウンカラーが美しい! 名靴5選を一気に見る ということで、第206弾では秋に履きたいブラウン靴をピックアップしたいと思います。 木や土、大地といった自然を感じさせる茶色は、"温もり"や"居心地の良さ"など安心感があり、物悲しくなりがちな秋にもってこいな色。 渋い色なので若い世代には苦手や嫌いという人が多いんですが、年齢を重ねるにつれて好嫌が強くなっていき、似合うようにもなってきます。 そして、茶色の補色は 暗いトーンの青。正反対の印象を与える補色の関係にある色同士は、お互いを引き立てる効果があることから、イタリアの伊達男たちはアズーロ・エ・マローネ(青と茶)の組み合わせを好むわけです。 肌の色的にネイビーが似合う日本人には、茶靴も合います。 ファッションなんて好きなものを着たり履いたりすればイイので、どんな色を履こうが自由ではありますが、正しく季節感を取り入れたり、他者からの視線を意識するのも大切です。
ジョンロブの「イヤーモデル 2005」
まずは、22回目の登場となった@cgmh_kskさんの投稿から。ジョンロブ(JOHN LOBB)の「イヤーモデル 2005(YEAR MODEL 2005)」です。
布教のために靴職人として生計を立てたクレパンとクレピニヤン兄弟(双子)が迫害によって殉教した10月25日のことをサンクレパン(サンクリスピンのほうが馴染みがあるかも)と呼び、この聖名祝日を記念して、1996年よりイヤーモデルをリリースしてきたジョンロブ。 以前、何モデルかをピックアップして紹介しましたが、@cgmh_kskさんが投稿してくれたのは「イヤーモデル 2005」です。 一見シンプルなプレーントゥに見えて、ステッチワークが面白いのがポイント。3連のステッチで、ウィングチップのように弧を描いてヒール部分にまで走っています。 チェスナットのミュージアムカーフは、独特なマーブル模様が美しく枯れ葉散る秋の路面にマッチします! 2005年というとすでに 19年前…。それほどの時を経過しているのに@cgmh_kskさんの「イヤーモデル 2005」は新品のような美しさ。お手入れの見事さが写真から伝わってきます。