「宣言」再延長 菅首相が会見(全文3完)二正面の対応で封じ込めたい
デジタルITテクノロジーの活用を
で、これを解決するのには、で、これは保健所はもう疲弊していますから、ここには私は、今までもいろいろトライしたことはあるんですね。IT、例えばQRコードを飲食店。で、これがなかなかさまざまな理由でうまくいかなかったんですけど、私はもうここに来ると、1つの例ですよ。1つの例ですけども、飲食店にQRコードを置いて、お店に行く人はそこでタッチするということで、万が一、感染が起きたときには、個人情報の名前なんかを公表するということは、もっとも、そんなことは絶対にないんですけども、どういう人がどういうところで感染をしたということがある程度、分からないと、とてもこの感染を、今、下げ止まりになっているのを下にするということは難しいと思うので、ここに来てワクチンが今、国全体でやっている、検査をやる。それに加えて、私はデジタルITテクノロジーを使って、疫学、感染がどこにあるのかということを各自治体で共有できる。これが今、日本では非常に難しかった。1年間、これをずっと言ってたんだけど、うまくいかなかったです、さまざまな理由で。これはもうそろそろワクチンの接種と同時に、私は解決する、強い意思でやってもらいたいと思います。 司会:それでは、朝日新聞出版社の飯塚さん、これを最後とさせていただきます。
子供たちの五輪観戦の意義やリスクは
朝日新聞出版:朝日新聞出版の飯塚と申します。現時点で東京都をはじめとする多くの学校でオリンピックを観戦する計画が組まれていますけれども、このコロナ禍でたくさんの子供たちが学校行事として参加することへの意義やリスクについて、総理としてはどのような見解を持たれているのか、伺いたいです。 菅:東京都のこの児童、生徒の東京大会の観戦については、新型コロナ感染拡大する前に組織委員会が募集したというふうに聞いております。この計画の取り扱いについて、現在、どうするかということが検討されておるということであります。いずれにしろ、具体的なこの感染状況や対策を踏まえた上で、組織委員会において判断をすることになるというふうに思っております。いずれにしろ、新型コロナの中の学校活動、これは課外活動になりますから、この活動に対しては政府の基本的対処方針、こうしたものを踏まえて、都道府県の教育委員会において、これ、判断しております。本件を含めて、子供の安全と安心を守ること、ここは第一に対応するのではないかなというふうに思っています。そこを第一に考えて行うだろうというふうに思っています。 司会:それでは、ただいま挙手されている皆さまにおかれましては、恐縮でありますが、このあと、1問、メールでお送りいただきたいと思います。後日、総理の回答を書面でお返しいただくとともに、ホームページでも公開をさせていただきます。どうぞご理解とご協力をよろしくお願いいたします。それでは以上をもちまして本日の記者会見を終了させていただきます。ご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】「宣言」再延長 菅首相が会見