1か月の最高売上、なんと1400万円…!六本木の超高級キャバクラで働く「元・保健室の先生」が「夜と昼にしてること」
「ブス!」と言われたら? トップキャバ嬢の模範解答
キャバ嬢は体力とメンタルの強さが命。かつて「保健室の先生」だったからこそ、心身の健康状態は気にしています。 業界の華やかさに加え、最近ではSNSの影響もありキャバ嬢に憧れる若い女性が昔より増えたかもしれませんが、正直健康管理は皆さんが想像する以上に大変です。 営業後、お客様とのアフターまで行って頑張ってお酒を飲んだ翌日、起きたら手が震えていて怖くなった日もありました。また、同伴と出勤で1日に12時間以上休む暇なく人と一緒にいる日もあって疲労感が溜まったり、寝不足になったり、健康まわりの悩みは絶えません。 なので、どんなに忙しくても今では適度な運動を習慣にするようにしています。週に2~3回はジムに通ったり、ピラティスに通っています。そして、睡眠時間をできるだけ長くとるようにすること。元気な体を手に入れてこそ、プロとして激務を乗り越えられると思っています。 一方、お客様に心無い言葉をぶつけられて傷ついたり、売上げの競争でストレスが溜まったり、メンタルが疲弊する場面も非常に多いです。 先ほど「舐められないためにも堂々とした態度でいる」重要性について話しましたが、それでも業務中に泥酔したお客様から「ブス!」「嫌い!」と言われることもよくあります。お客様がキャバクラに来る目的はそれぞれ。日頃のストレスを発散するために来店して、酔っ払い、我を失っている人にもしばしば出会います。 そんなお客様からどんな言葉をかけられるか予想できない職場だからこそ、私は常に自分自身を守るための「防御フレーズ」を数パターン用意しています。 ブスと言われたら、「アングル、アングルー!もっと違う角度なら、可愛く見えるかもよ?!」「今日はドレスが好みじゃないからかな? どんなものが好き?」と、できるだけ自分も傷つかず、その場の空気も明るくなるような回答をしています(笑)。 泥酔して暴言を吐くお客様は、翌日みんな覚えてないんです。気にするだけ負けですし、しばしば起こりうることなら、こちらがメンタルを防御する準備をするのみ。 そして、メンタル面で一番苦しいのは、「競争によるストレス」です。これはいまだに慣れません。最近は、毎月大きな売上げを作ろうと頑張るのではなく、隔月で良い成果を出せたら良いのではと考えています。「先月頑張ったから、今週は自分の体調をいつもより優先して、来月に備える気持ちで働こう」といった感じです。 ずっとトップでいつづけようとするストレス、ランキングが落ちる恐怖はキャバ嬢ならではの悩みですが、体が資本になる仕事なので上手に付き合う方法を今も模索中です。 キャバクラの世界は華やかなことばかりではありません。むしろ、何もかもが儚いです。