他球団も垂涎!? セ・リーグの現役ドラフト注目野手(6)DeNAの“有力候補”は…?
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいセントラル・リーグの野手を紹介する。
神里和毅(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:179cm/86kg ・生年月日:1994年1月17日 ・経歴:糸満高 - 中央大 - 日本生命 ・ドラフト:2017年ドラフト2位 今季は、自己ワーストとなる25試合の一軍出場に終わった神里和毅。チームでは外野のポジションが激戦区となっており、新たな環境で再起をかけるのも、選択肢の1つとなるだろう。 日本生命から2017年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団。ルーキーイヤーから86試合に出場するなど、多くの出場機会を得た。 翌2019年には中堅のレギュラーに定着し、自己最多の123試合に出場。打率.279、6本塁打、35打点、15盗塁の好成績を収めた。 しかし、その後は打撃成績を大きく落とし、代走や守備固めなどの起用法がメインとなった。 毎年80試合前後の出場機会を得ていたが、昨季は64試合、今季は25試合と出番が激減。梶原昂希や蝦名達夫など若手外野手の台頭もあり、一気に厳しい立場となった。 一方、二軍では47試合の出場で打率.297とまずまずの数字を残している。外野守備には定評があり、球団によってはまだまだ一軍戦力となりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部