神奈川県・黒岩知事が定例会見5月26日(全文4完)水際対策をしっかりしないと
フェーズ0に戻す場合の要件は?
時事通信:すみません、時事通信の【ハシモト 01:06:30】です。先ほど【イ*******01:06:31】、不要不急の手術に関連してなんですけれども、現在フェーズ1なんですけれども、これ、例えばフェーズ0に戻す要件といいますか、そういうのがもしあったらというのと、あと仮にフェーズ0に戻したときは、もう重点医療機関はなくしてしまうのか、そこら辺についてアイデアがありましたらお願いします。 黒岩:フェーズ0、1、2というのは、最初にご提示した中に数が書いてあります。重症患者というのが0から20ですね。中等症患者が0から100ですね。これが1つの基準ですよ。だからこれに合わせてフェーズ0にするかどうかという。ただ、0になったからといって別に重点医療機関をなくすなんてことは考えていません。それはそれとして、第2波に備えるというのはまた別の話ですから。 時事通信:ありがとうございます。 黒岩:はい、どうぞ。
海水浴場開設に関する考えを聞きたい
朝日新聞:朝日新聞の【マスカワ 01:07:33】です。緊急事態宣言解除されて、知事もそろりそろりと経済を動かして回していこうという中で、先週、湘南の海の海水浴場、この夏の開設についての各市町や組合との会議がなされたと伺ったんですけれども、そのガイドラインの案、実際の施行はこれからだと思うんですけど、について厳しい条件だったという中で、この海水浴場の開設に関する知事のお考えをちょっと伺えればと思います。 黒岩:これ、専門家のご意見もお伺いして、われわれ考えました。夏の甲子園が中止になっているという、それだけの状況の中で、湘南の海に海水浴客があふれるという状況というのはどうなのかなと。それはなかなかちょっと違和感があるかなって私は個人的な思いがありました。 しかし専門家のご意見を聞いてみると、海で泳ぐこと自体、別に感染症にとってマイナスじゃないし、広い海で日光を浴びてるんだったら別にそれはなんの悪いことでもない、むしろいいことだと。しかし海水浴場に行くと、どうしても密になってしまうという。特に海の家ですね。海の家で、海そのものは離れて歩くかもしれないんですけれども、海の家というのはやっぱり密になりがちだと。更衣室はどうだとか、いろいろな問題がある。 そのときに、最初から県が海水浴場はやめましょうといって言うのはちょっと違うんじゃないかなと。それぞれの場所の適性もありますからね。ですから、じゃあガイドラインを作ろうという話になったと。その中のガイドラインで、かなり厳しめのガイドラインになっていると私は受け止めています。 ですから、今、密を避けようと言っている、これが海水浴場でできるかどうかということですね。ですから、あまり人がたくさん来られると、もうそれだけで密になってしまいますから、ですから完全予約制というような形にして、人数は最初から絞るといったこと、それからその中で、さまざまな密を避けるような工夫をしてください等々、そういった、やっぱりそれぞれの沿岸市町に判断がありますから、地元の住民の皆さんの声もありますから、地元の市町の了解も得てくださいといったこと、そういったものを並べたガイドラインというものをご提示して、それでオッケー、やるんだってなった場合には開設することができます。ですから、それぞれ組合の皆さんがどんなふうに判断をされるかといったことだと思いますけどね。