小池都知事が定例会見3月4日(全文1)あまり無邪気にやっているのはどうかな、と
ロシア内部に極めて強い関心
今回、私、先ほどプーチンショックと申し上げましたけれども、これはやはり、エネルギー価格の問題や、そもそもエネルギーをどう確保していくのか。そしてまた、それが市場にどういう影響があるのかなど、これ、国民生活に直接関わってくる話でございますので、先ほど申し上げましたように、その対応策、特に中小企業に対してのサポートなどは、国のほうも支援策などを伝えておられますが、都としてなすべきことというのをよく精査していきたいと思っております。臨機応変に、きめ細かく支援策を講じてまいるということです。 ロシアのウクライナ侵略について、1週間たって、今日も原発を攻撃したといったような情報が出ておりますけれども、これらのことも含めて、ロシアの内部がどうなっているのか。極めて強い関心を私自身も持っております。 昔というか前にアラブの春というのがありましたけれども、みんなSNSなどを使って、燎原の火のように広がったわけなんですが、燎原の火のようなスピード感とはちょっと違うかもしれませんけども、これまでにないロシア国内の反応ということは、極めて興味深いし、国際社会の連帯という点では、金融の世界で、SWIFTからロシアを除くということとか、それから格付け機関が、それぞれロシアに関しての格付けを何段も下げていること。そして、それがまたデフォルトにつながって、ロシアの国民生活に大きな影響を与えることによっての、また反応など、これまでにないさまざまな影響が出ているのではないだろうかというふうに思います。これらはよく注視しながら、また、それによって受ける日本経済へのさまざまな影響、そして、都内の各事業者が受ける影響等々、よく精査をしながら進めて、支援を進めていきたいと考えております。
「りんごちゃん」に心からの応援
で、お尋ねの中に核の共有する話の議論を始めたらどうか、について、考えはどうか、ということでありますけれど、まず、そもそも日米安保条約があるわけです。で、その上で、これがベースになっているということが厳然たる事実になっている。そしてまた、いろいろ抑止力というのは、表で話すことと、それから準備をすることと、違ってきますので、むしろ抑止力をいかに確保するかということについて、表で議論をすることのプラスマイナスもあろうかと思っておりますので、ここはあまり無邪気にやっているのはどうかな、というふうに見ております。 それから3番目、ファーストの会から立候補される荒木さんですけれど、彼女はついこの間、40歳の誕生日を迎えたその日に出馬の、立候補の会見を設けられました。振り返ってみると、私も参議院に出たのが、実は、出馬を表明したときは39歳だったんですね。懐かしい話ですけれども。そこで、最初は、荒木さんはもともと弁護士を志望して、法科大学院で勉強していて、そのあと私の国会事務所のドアをノックして、そのあと秘書を務めてくれました。もうお1人で何人分かの働きもしてくれた、大切なメンバーでありました。 それからそのあと、ご承知のように都議会で、ついこの間まで第1会派のトップを女性が務めているっていうのは、あんまり普通、皆さんあんまり取り上げてくれないんですけど、これって東京都の都議会で、女性議員も多いし、そういう意味では活躍の牽引役だったということを思います。 そういう彼女ですから、東京の大改革から、これから日本の大改革へつなげていきたい。何人分もの力持ちですから、私は応援をしていきたいと、心からそのように思っています。ちょっとりんごちゃんに似ているので、りんごちゃんと呼んでいるんですけれども、そういったことで、心からの応援ということでございます。はい、いいですか。 共同通信:ありがとうございました。 小池:次、いきます。