小池都知事が定例会見3月4日(全文1)あまり無邪気にやっているのはどうかな、と
東京都の小池百合子知事は4日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年3月4日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年3月4日) ◇ ◇
引き続き赤という最高レベルにとどまっている
小池:よろしいですか。 共同通信:それでは知事、よろしくお願いします。 小池:はい。それでは今日の定例記者会見、始めさせていただきます。まず、コロナであります。今日は主に3点、私のほうからお伝え申し上げます。きのう、モニタリング会議を行いました。感染状況、医療提供体制、引き続き赤という、最高レベルにとどまっております。そして専門家の先生方から、年度末に向けた人の移動が増えるということ、歓送迎会とか卒業式とか入学式とか、入学式はそのあとですけれども、いろいろ人の移動が増えることへの懸念。それからオミクロン株でBA.2の影響、まだこれいろいろと研究段階、分析段階ではありますけれども、感染再拡大への警戒など、このような専門家のコメントをいただきました。入院患者さんや重症の患者さんの数がまだ高い水準での推移になっておりまして、依然として厳しい状況であるということです。 現在、国において、今まさにing形ですが、3月6日を期限とする、まん延防止等重点措置の延長手続きが進められているところで、これを受けて都としての対応など、あらためてお示しをすることとなります。また、今日このあと、いろんな手続きのあとで、会、開かせて、詳しくお伝えをいたします。
14カ所の大規模接種会場などで接種を実施
あらためてですが、オミクロン株であろうがBA.2であろうが、これ、コロナということで、感染症、ウイルスであります。ご自身、感染から守る、ご家族を守るということは、基本的な感染防止対策の徹底が重要で、もう何度も申し上げているので分かってるとおっしゃるかもしれませんけれども、日々の行動も振り返りながら、ぜひ対策、状況の点検、自分はどうだろうか、家族、どうだろうか、手洗いも、以前は本当にせっけんを選んだりとか、いろいろあれだと思います。あらためてよろしくお願いいたします。 それから武器であるワクチンですけれども、現在の感染状況を大きく改善する効果が期待できるゲームチェンジャーであります。いわゆるブースター接種、3回目の接種を加速しておりまして、都は14カ所、今ご覧いただいておりますけれども、14カ所の大規模接種会場などでの接種を実施いたしております。都のホームページ上での予約受け付けを行っておりますし、また、公式Twitterなどでも最新情報を、ご覧のように確認ができるようになっております。ぜひこの接種のほうをこの機会にご検討いただきたい。 それから長期間にわたってのご迷惑、皆さんに負担をお掛けしているわけですけど、感染拡大をいっそう抑制をして、医療提供体制への負荷を軽減していくという、そのために引き続き、事業者、行政、都民、気持ちを1つに取り組みを推し進めていきたいので、ご協力、またよろしくお願いを申し上げます。これが1点目であります。 2点目はウクライナ情勢関連でありますけれども、都の支援策についてであります。言うまでもなく、ロシア、そしてウクライナというのは、大変な資源、小麦などの穀物や天然ガス、原油、アルミなど、資源の大きな生産地であるわけで、事態が長引くことによって、市場が懸念によって、安定供給への懸念が広がることによって市場の上振れということ、急上昇ということが危惧されているわけであります。また、ロシアとの取引、そして決済の停止に伴う資金繰りの悪化ということも懸念をされております。 こうした重大な影響の発生、いわゆるこれはプーチンショックと言うべき事態だと思うんですけれども、国と連携しまして、企業経営、そして都民生活、しっかりと守っていく。そのためにきのう、国に対して緊急の要望を行ったところでございます。都としても既存の施策に加えて新たな支援策を用意いたします。そして、影響を受けやすい中小企業を守っていくということです。