昨年の中京記念を逃げ切ったセルバーグ(昨年7月撮影、ユーザー提供：のちさん)

　福島は芝ダートともに良。土曜の芝は先週同様、逃げ先行馬と内で立ち回った馬の活躍が目立った。10Rの2勝クラス(1800m)は外差しが決まったが、レアケースと考えたい。ダートは距離によって狙い方を変えたい。1150mは逃げ先行決着ばかり。一方、1700mはペース次第で差し馬にも出番がある。 【写真】セルバーグこれまでの軌跡 　土曜の小倉は芝が稍重、ダートが重だったが、日曜はワンランクずつ回復しそう。芝は逃げ先行馬が頑張っていたが、乾いてどうなるか。トラックバイアスの変化に要注意。ダートはいつものように逃げ先行有利で、せめて4角までには前に取り付きたい。エーピーインディ系とストームキャット系が優勢。 　札幌は芝ダートともに良。芝は内外フラット。どちらかといえば先行有利だが、ペース次第では中団以降の組にも出番がある。ダートは小回りにしては差しも決まっている。土曜はディープインパクト系が好成績。一方、エーピーインディ系は不振だった。 【注目馬】 福島10R・チュウワキャリア…前走はマイルが長かった上、展開も厳しかったので参考外でいい。先行力は大きな強み。1200mで2戦2勝なので、この距離で巻き返し必至だ。 小倉11R・セルバーグ…小倉芝の傾向が読みづらいが、土曜と同じイメージなら逃げ残りが怖い。今回と同条件だった3走前の小倉大賞典(3着)の再現を期待しよう。 札幌10R・モンドプリューム…メンバー中唯一のディープインパクト系。ここは相手にも恵まれた印象だけに、前走と同じだけ走れば勝てる。