ガンバ大阪歴代最高助っ人は? 出場試合数ランキング1~10位。クラブの歴史を築き上げた外国籍選手たち
5位:セルゲイ・アレイニコフ(ベラルーシ)
生年月日:1961年11月7日 Jリーグ通算出場数:83試合 在籍時期:1993-96 セルゲイ・アレイニコフは、1993から1996年までの4シーズンで83試合に出場したベラルーシ人MF。ベラルーシ国籍のJリーガーは、Jリーグの歴史でもセルゲイ・アレイニコフただ一人だ。 セルゲイ・アレイニコフは1981年、当時の旧ソビエト連邦のソ連リーグでそのキャリアをスタートさせる。1986年にはソ連代表に選出され、FIFAワールドカップ(W杯)に出場。ハンガリー戦で決めたゴールは、大会のベストゴールのひとつとして今もなお語り継がれている。 その後、ユーロ(欧州選手権)1988でも注目を集めたセルゲイ・アレイニコフは、翌年の1989年にセリエAの名門ユヴェントスに移籍。USレッチェを経てセリエAで4シーズンをプレーしたのち、1993年にガンバ大阪に移籍する。 移籍1年目こそ15試合に出場し0ゴールだったものの、翌年の1994年からは攻撃にも積極的に顔を出し、4シーズン合計で14ゴールを記録した。
4位:オ・ジェソク(韓国)
生年月日:1990年1月4日 Jリーグ通算出場数:119試合 在籍時期:2013-19,20 ガンバ大阪の歴代最高助っ人第4位は、韓国人DFのオ・ジェソクだ。2019年のFC東京への期限付き移籍をはさんで、2013年から2020年の長期にわたりガンバ大阪に在籍。合計119試合に出場した。 オ・ジェソクは、高校時代から母国韓国の年代別代表に選出され、2007年にFIFA U-17ワールドカップ(W杯)、2009年にはU-20W杯に出場した。2012年開催のロンドンオリンピック(五輪)では、韓国代表を銅メダルに導いたひとりだ。 そんな輝かしい経歴を持つオ・ジェソクは、2013年にガンバ大阪に移籍。サポーターの期待もむなしく、移籍1年目は日本になじめず出場試合数はたった2試合にとどまった。 しかし翌年、移籍2年目の2014年にはレギュラーに定着。両サイドバックをこなせるユーティリティーさを武器に、24試合に出場した。2014シーズンには、クラブを2005年以来9年ぶりのJ1リーグ制覇に導いた立役者のひとりにも名を連ねている。