イーロン・マスク氏がリバプール買収に1兆1700億円オファー提示か 過去にはマンUにも興味
世界的実業家として知られる米国人のイーロン・マスク氏(53)がイングランド・プレミアリーグで日本代表MF遠藤航(31)の所属するリバプール買収に意欲を示している。 スペースX社やテスラ社など世界的な企業を傘下に収めるマスク氏がリバプールの取得にも意欲を示している中、父のエロール・マスク氏は「リバプールを買いたいと表明したのは事実」とした上で「彼の祖母はそこ(リバプール)で生まれて、そこには親戚もいる。私もぜひ、そうしたいと思っている」と話すなど〝マスク一族〟の願望でもあるようだ。 そんな中、海外メディア「SLOBODENPECAT」は「億万長者の父親の声明に加えて、現リバプールの所有者に送るオファー額は72億ユーロ(1兆1736億円)になる。資産4000億ユーロ(約65兆2000億円)と推定されていることを考えると、これはマスク氏にとっては小さいことにすぎないだろう」と報じた。 昨年に同リーグのマンチェスター・ユナイテッドがクラブ売却に向けて入札を行った際の希望額が60億ポンド(1兆1700億円)だったと報じられていた。マスク氏もマンUの買い取りに意欲を示していたこともあったが、ほぼ同額でクラブ買収提案を行うものとみられている。 米経済誌「フォーブス」によると、リバプールの資産価値は43億ポンド(約8500億円)という。リバプールを保有するフェンウェイ・スポーツ・グループは「非売品」と主張していると報じられている中、今後の動向が注目される。
東スポWEB