【2023食品経営者・有識者アンケート】コスト増など急激な変化への対応やコロナ後の価値創造に注力
日本食糧新聞社・日食動向調査室は、2022年11月中旬から12月前半にかけて、食品界経営者・有識者アンケートを実施した。各社の回答は、ウクライナ問題以降の国際情勢の急激な変化や、コスト増の続く調達環境にいかに対応していくかに関心が集まっている。キーワードとして最も多く選ばれたのは「変化対応力」、次いで「価値創造」で、この2つで全体のほぼ半数を占めた。「原材料調達」「商品力」を挙げる経営者も問題意識はほぼ共通といえる。昨年は複数見られた「アフターコロナ」の回答は減り、経営の視点は確実にコロナ後に向けられつつある。また、「環境保全」を挙げる企業はなかった。問題意識が薄れたわけではないことは各社のコメントからも見て取れるが、前述に挙げたキーワードがより差し迫った課題であることを感じさせる。掲載は回答順。(日食動向調査室)
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日本食糧新聞社