堤防での「立ちションスタイル」で大物ゲットか? 意外な場所に潜む“ヌシ”の釣り方とは
佐賀を拠点に活動し、釣りの楽しさを伝えるYouTubeチャンネル『釣りよかでしょう。』。同チャンネルでは、意外すぎる場所で大物を釣り上げる動画が公開されていました。 【写真】立ちションスタイルの堤防釣りの模様をチェックする(全5枚)
青魚の大物を狙い、泳がせ釣りに挑戦
今回紹介する動画「こんな所で最大級の大物が釣れる!!」に登場するメンバーは、こだまさん、じんさん、むねおさん(カメラ担当)の3人。青魚の大物を釣り上げるため、アジを使った泳がせ釣りに挑戦します。「泳がせ釣り」とは、生きた小魚を泳がせて餌にして、大物を狙う釣り方法のこと。 前日、カマスを求めて深夜の釣りに挑戦していた一行。結局カマスを釣ることはできず、夜が明けてからポイントを移動します。「青物釣りたいよね」と意気込むメンバーたち。しかし、泳がせ釣りの餌にするつもりだったアジが瀕死中とのこと。なんとか回復を試みつつ、堤防の先に歩みを進めます。
あわや尺メバル! 早速大物ゲット
徹夜明けのメンバーたちは眠気に襲われつつ、なんとか釣りを開始。元気になってきたアジをつけた泳がせ釣りで青魚を狙うも、なかなか掛かりません。「泳がせ釣り」以外も同時に進行しますが、こちらはベラ、アコウ、イカなどがちらほらヒット。 と、そのとき、こだまさんに大きな引きが。じんさんと協力して捕まえたのはなんと大物のメバル。「でたか、尺メバル」とはしゃぎつつ測ってみると、体長は28.6センチ。惜しくも「尺メバル(尺=約30センチ)」にはなりませんでしたが、大物ゲットに笑顔をみせます。ただ、こちらも泳がせ釣りではなく「穴釣り」での釣果でした。
こんなところに“ヌシ”が潜んでる?
そろそろ帰る時間になるも、「気になっているところがある」と向かった先は、なんと堤防の細い隙間。こんな所にこそヌシがいるはずだと、ゆっくりと竿を入れていきます。「立ちションしてるみたい」とこだまさんが笑うのも無理ない珍フォームで、流れ込む波に翻弄されつつも粘るじんさん。そのとき、ついに強い引きが。 隙間から出てきたのは、大きなロックフィッシュ。やはり隙間にはヌシがいると喜びあいます。釣り旅のラストを飾るにふさわしい大きさで、「25センチオーバー」と笑顔を見せるじんさんでした。 ただ、泳がせ釣りの方は残念ながら最後まで全く反応なし。「追われる感じもないし」とのことで、そもそも青魚が寄ってこなかったよう。しかし、フリーやぶっこみ釣りでは、メバル、カサゴ、アコウなど、ロックフィッシュの大物がたくさん釣れました。シーズンが変われば青物も釣れるかもしれないとのことなので、次の挑戦が楽しみですね。
野中陽平