【ラグビーW杯】19/20本キック成功の松田力也 外した1本「汚れていた」裏側明かす
◇ラグビーワールドカップ2023フランス大会(9月8日-10月28日) 2大会連続でのベスト8進出とはならなかったラグビーW杯の日本代表。 【画像】ラグビー松田力也 W杯で一番のキックとは「そこを決められたので乗っていけた」 激闘を終え、松田力也選手とレメキ ロマノ ラヴァ選手が14日、日本テレビのラグビー特番に生出演。激闘の舞台裏を語りました。 松田選手は、今大会20本中19本のキックを成功させ、『95%』の高い成功率を残しました。 しかし大会直前まで絶不調だった松田選手。8月に行われたイタリア戦では、途中出場で2度キックのチャンスがありましたが、成功せず、苦しんでいました。 すると、大会初戦となるチリ戦の直前に堀江翔太選手とトレーナーの佐藤義人氏らと一緒になり、蹴る前のルーティンを変更。ぶっつけ本番となったチリ戦では6本中6本のキックを成功させ勝利に貢献。 続くイングランド戦でも4/4でキックを成功させ100%を継続。第3戦のサモア戦では5/6と1本だけキックを外してしまいますが、プール最終戦となったアルゼンチン戦では4/4とすべてのキックを成功。プール敗退となったものの、大会を通して『95%』という好記録を残しました。 気になるのは、サモア戦で失敗した「1本」のキック。出演者から「失敗したキックはルーティンが少し違うことあった?」と問われると、「それが実はあった」と言いにくそうに話しました。 すると松田力也選手は「ボールをセットしたとき、異常にボールが汚れていた。それで芝生でボールを拭いたりして・・・。っていう言い訳にしかならないんですけど」 ボールの汚れが気になり、新しくしたルーティンがうまくできなかったと話しました。 このシーンについてレメキ選手は、「リキ(松田選手)がすぐ僕に、鼻水がついていたって言ってきた」と裏側を明かしてくれました。 4年後のW杯では33歳と、まだまだ活躍が期待される松田選手。次回大会では、キック成功率『100%』を目指しチームの勝利に貢献することに期待がかかります。