編集部おすすめのアートイベントTOP5: アレック・ソスの最新作が世界初公開、「ゴミ」と「うんち」の存在をアートで再注目
5. リジー・フィッチ + ライアン・トレカーティン 「It Waives Back」(プラダ青山)
アメリカのアーティストユニット、フィッチ/トレカーティン(Fitch / Trecartin)による日本初個展。本展では2人がオハイオ州の田舎に自宅とスタジオを移した2016年に始まったシリーズより、新作の映画と彫刻を含む大きな作品群で構成される。 映画の舞台となったのは、2人が自宅の敷地に建設した巨大な流れるプールや堀、大型のホビーバーン、そして高さ15メートルの森の見張り塔などからなる常設のセット。この作品は、領土や所有権といった対立する概念、そしてそうした概念が自己の発達に与える影響を中心的テーマとしている。彫刻作品は、映画作品の“字幕”の役割を果たし、他作品と観客を視覚的にも心理的にも繋げている。 リジー・フィッチ + ライアン・トレカーティン 「It Waives Back」 会期:10月24日(木)~2025年1月13日(月祝) 場所:プラダ青山(東京都港区南青山5-2-6) 時間:11:00~20:00 休館日:無休
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