編集部おすすめのアートイベントTOP5: アレック・ソスの最新作が世界初公開、「ゴミ」と「うんち」の存在をアートで再注目
3. ゴミうんち展(21_21 DESIGN SIGHT)
ゴミとうんちは、自然界では、ひとつのかたちに留まることなく、動き続け、多様に影響し合い、複雑に巡っているものの、人間社会では文化的にもどこか見たくないものとして扱われている。 本展では、うんちからつくられるプロダクト、ミミズの生態やトイレにまつわる資料展示など700種以上の膨大な数の展示作品や資料のほか、「ゴミうんち」という新しい概念を元にリサーチした新しい循環や価値の提案を可視化した作品などが展示される。すぐ燃やすのでも水に流すのでもなく、じっくり観察し、単純化せずに新しい態度で向き合うことで、語りきれないほどの不思議や好奇心に出会うことができる。 ゴミうんち展 会期:9月27日(金)~2025年2月16日(日) 場所:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2(東京都港区赤坂9-7-6) 時間:10:00~19:00(入場は30分前まで) 休館日:火曜日(祝日を除く、12月27日 ~ 1月3日)
4. アレック・ソス 部屋についての部屋 (東京都写真美術館)
1969年アメリカ・ミネソタ州生まれの写真家のアレック・ソスは、生まれ育ったアメリカ中西部などを題材とした作品で、世界的に高い評価を受けている。 本展では初期を代表するシリーズ「Sleeping by the Mississippi」から、今秋作品集を刊行予定の最新シリーズ「Advice for Young Artists」まで、約60点の作品を「部屋」をテーマに6つのセクションで紹介し、30年に及ぶソスの歩みを振り返る。また、2022年から2024年にかけてアメリカの美術学校を舞台に撮影された最新作シリーズ「Advice for Young Artists」が世界初公開される。 アレック・ソス 部屋についての部屋 会期:10月10日(木)~ 2025年1月19日(日) 場所:東京都写真美術館(東京都目黒区三田1-13-3) 時間:10:00~20:00(1月2・3日は10:00-18:00) 休館日:月曜(祝日は翌平日、12月29日~1月1日)