青木真也がHARASHIMA、勝俣瞬馬を連続で破りKO-D無差別級王座V3。11・4ひがしんアリーナでクリス・ブルックスが挑戦【DDT】
ここでクリスがリングインし、「アオキさん、1日2試合すごかった。ホントに今DDTで一番強いです。DDTに愛があると思います。ですけどDDTが一番好きなのは、このバカガイジンです。最近全部負けたけど、僕のプロレス人生まだまだ終わってないよ。11月4日、墨田区。バカガイジンとバカサバイバー、KO-D無差別級、挑戦したい!」と挑戦アピール。青木は「愛が一番強いのを俺は知ってるから、俺は全力で立ち向かうよ」と受諾し王座戦が決まった。 バックステージで青木は「1日2試合はしんどいね。種類が違う試合2つやって。寿命が縮みました。前哨戦で2つ、厳しい試合が続いての今回だったんで、なんとか超えたって試合でした。プロレスにおける押さえ込み、3カウントって逃げじゃないから。ちゃんとした理屈があっての押さえ込みだから、これもプロのレスリング。(クリスは)戦う軸を愛にもってきたかった。好きとか愛とかすごく抽象的で測れないもの。測れるもので勝負してくれるんだったら、勝負しようがあるけど。測れないものをもってきて、ちょっと困ったなと思います」とコメント。 11度目の王座戴冠ならなかったHARASHIMAは「今回、挑戦して負けたらどう思うか。勝つことしか考えてなかったけど、めちゃめちゃ悔しいんで。もっとコンディション、技術、パワーを上げて上を目指したいと思います」と前を向いた。
勝俣は「10年にしてやっとKO-D無差別級挑戦することができました。正直めちゃくちゃ怖かった。青木さん、怖かった。僕らしい試合ができて、青木さんがこの試合に付き合ってくれて。僕の土俵に。それでも勝てなかった。それが今の実力です。10年振り返ったら、辛いことたくさんありました。やめたいこともありました。でも仲間がいて、応援してくれるみんながいて、ケガしてもDDTのリングに戻って来たいと思いました。KO-D無差別級あきらめず、サウナカミーナ、しゅんまお、このみんなでDDTのトップ、世界を獲りにいきたいと思います」と涙。 挑戦が決まったクリスは「HARASHIMAさんとの試合、シュンマとの試合ちゃんと見ました。アオキさん、めっちゃ強い。シュンマの試合後“できない”って言った。でも(アントーニオ)ホンダさんが“あなたならできる”って。だからホンダさんの夢もあり挑戦します。(勝てば1年ぶりの奪還だが?)去年の11月、ウエノに負けて、その後、病気で人生辛かった。私のプロレス、ずっと考えた。シャーデンフロイデ・インターナショナルも頑張ったけど、最近KO-Dタッグ、KO-D10人タッグも全部負けた。これからは自分だけの夢を追う。去年と今年では全然違う。だから絶対勝ちます。ベルト獲ります」とベルト獲りに意欲を見せた。