大阪府「緊急事態宣言」の措置決定 吉村知事「いま強い措置をとらなければならない」
知事「医療のひっ迫をなんとか和らげていく」
吉村知事は、会議の中で大阪府の感染状況が極めて厳しい状況として「変異株の猛威、感染拡大を抑えていく医療のひっ迫をなんとか和らげていく、命を守るためにも強い感染症対策としての緊急事態宣言の措置が必要だと思います」と述べた。 そして「現状、緊急事態宣言を行うことになれば、社会経済活動に大きな制約を生じることになりますが、現在の大阪の感染状況、ひっ迫状況をみたときに、これは大阪においていま感染を抑えるということが最も重要であると思います」と続けた。
知事、宣言の内容について「僕がお願いしていた内容にほぼ近い」
このほか、報道陣からは「知事が当初から思っていた要請内容になったか」という質問があった。 それに対して吉村知事は「商業施設やテーマパーク、ショッピングモール、地下街、大きな映画館であったり、大阪の都心部に人が集まる目的となる施設に休業をお願いする、それによって人が集まることを防ぐ、人流を防ぐことに大きくつながると思う」と述べた。 そして「そういう思いをもって国とも協議し『そこまで必要ないんじゃないか』という意見もあったと思いますが、結果として本日決まった内容は、当初、僕がお願いしていた内容にほぼ近いです。ぜひ、なんとか街における人の動き、流れを抑えるということをこの内容で実行していきたいと思います」と答えていた。