CT125にハイカム+サブコンは敷居が低くて効果絶大。パワーアップの最適解!取り付け方全部教えてもらいました
デルタ バレル4-S MINIサイレンサーは、中低速からトルク感が強くて最高に良い感じ
というわけで、ちょうどハイカム装着直前に装着したデルタのバレル4-S MINIサイレンサー。これ、すごく良かったのでちょっと触れさせて。 デルタってオンロードではあまり馴染みがないかもだけど、オフ界隈では定番の人気マフラーブランドね。バレル管なんて言われ方もするらしい。公式によるとパワーカーブはこんな感じ(左写真)。 走り出しはノーマルより力強く、6000rpmから大幅に出力を向上させる。4000~5800rpmまではノーマルと似た特性で推移。総合してみるとノーマルよりもフラットでスムーズな特性になってるのが見て取れる。ちなみに重量は3.14kg。 走り出した印象は、スタートからトルク感が素晴らしい。特長としてエキパイがすごく長い、つまりトルクを作りやすい設計だと思うんだけど、見た目の通り中低速がノーマルよりはるかにたくましくなるのよ。パワーカーブを見ると中速域はそこまでノーマルと差がないように見えるけど、おそらくノーマルよりトルクが出てる気がする。だってノーマルより全域で力強いもん。 で、そのまま高回転まで綺麗につながる。回転が上昇するけど力不足、みたいな不満が完璧に解消されてる。街乗りやツーリングなんかの公道で良く使う回転域が物凄く気持ち良い。 影山さん「いや、乗ってみたけど、ものすごく良いね。中低速のパンチがノーマルより明らかに増してる。すごく好感触ですね。急いでハイカム付けなくても、これだけでも満足できちゃいそうですね」 そうなんですよ、割とレーシーな見た目なんで、低回転に不満出るかと思いこんでたんですが、バレル4付けただけで走りの不満がほとんど解消されちゃったんですよね。 ノーマルだと、走り出しがスンッって感じで物足りなかったんですが、こいつはグッとくるんですよ。 影山さん「マフラーの取付がサス取り付けボルトとサイドカバー部分の2点を使ったステーになってるのもポイント高いですね」 そうなんですよ、このステーを介した取付形状もバレル4の特長じゃないかな。他で見ないし。 影山さん「これから装着するっていう時にこういうこともアレなんだけど、ハイカムってカムプロファイルによって性格が違うんです。オーバーラップによって高回転が良く回る代わりに、低回転が犠牲になることもあるんですよ。マフラーとの相性やサブコンのセッティングにもよるから一概には言えないですけど、可能性としてバレル4の中低速の良さがスポイルされる可能性もありますよ」 いやいや、なんせステージ1は中低速向きって書いてあるし、逆にいえば素晴らしいマリアージュで中低速が太く、高速まで気持ちよくつながる可能性もあるってことですよね。さ、つけましょう。