「あぶない刑事」が大ヒット、日本人が「舘ひろし&柴田恭兵」に熱狂するワケ…!
あの『あぶない刑事』が、いま大きな話題になっている。5月24日から映画『帰ってきた あぶない刑事』が公開されるにあたって、ムビチケ前売り券は発売開始3日間で1万9280枚を売り上げ。実にこの数字は、2016年の前作『さらば あぶない刑事』の発売3日間対比200%超だという。 【写真】「あぶない刑事」、舘ひろし&柴田恭兵の“かっこよすぎるショット”…! このGWも全国各地でイベントが開かれるなど話題沸騰のうえ、『帰ってきた あぶない刑事OFFICIALビジュアルBOOK』など関連書籍も多数発売されるなど、各所で「あぶない刑事」ムーブメントが巻き起こっているのだ。 かつて、『まだまだあぶない刑事』のHPで立ち上げて、『さらばあぶない刑事』で止ってしまった「デカログ」という製作日誌を担当していたのだが、今回、8年ぶりの新作公開を機に“デカログ2024”として更新してみると、このブームの盛り上がりぶりの実態が浮かび上がってきた――。
京急百貨店「あぶない刑事展」
4月26日から5月6日までの11日間開催された。7階の催事場に過去のヒストリーパネルをはじめ劇中で使用した衣裳やアイテムを特別に展示。さらには新作の劇中に登場した取調室の再現などがあり、ここまで大がかりな展示会は「あぶない刑事」史上初めてのことであった。 連日、スタッフ・キャストによるトークショーなども開催され、来場者数は延べ3万3000人だったという。なにより特筆すべきはグッズ売り場。京急百貨店の限定グッズや公式グッズの先行販売などがあったのだがほぼ初日に売り切れてしまっていた。人気のほどが伺える光景であったが、これには百貨店のスタッフも大慌て。予想外の売れ行きに「これからGW本番なのに売る物がない」と嬉しい悲鳴を上げていた。 遠方からグッズ目当てに来場したファンもいたようで「グッズは買えないんですか?」と店員に訊いていた姿を何度も見かけた。追加できる商品は毎日補充していたが連日即完売。大盛況のまま幕を閉じた。