【MLB】 タイガース・前田が9失点で5敗目 ツインズに雨天コールド負け 追い込んでから仕留められず
【タイガース3ー12ツインズ】@ターゲット・フィールド
日本時間7月5日、ツインズが猛攻でタイガース先発・前田健太を打ち崩し、タイガース3連戦の勝ち越しを決めた。ツインズは3回までに3点を先行されたが、ホセ・ミランダとライアン・ジェファーズの4・5番コンビが大爆発。ミランダは5安打、ジェファーズは3安打1本塁打の活躍で、12得点を奪う猛攻に貢献した。ツインズ先発ベイリー・オーバーも6回3失点(自責1)の好投で8勝目(4敗)。タイガースは9失点を喫した前田健太は防御率を6.71まで悪化させ、5敗目(2勝)が付いた。 【動画】タイガース・前田健太の3三振(MLB.comより) タイガースは1回、2番の有望株コルト・キースに5号ソロが飛び出して先制。さらに2回も9番ジェイク・ロジャースのタイムリー二塁打で3点目を追加した。3対0と援護をもらった前田健太だったが、2回に5番ジェファーズのタイムリー二塁打と犠牲フライの間に2失点。さらに3回も6番マックス・ケプラーと7番マニュエル・マーゴに連続タイムリーを浴び、5対3と試合をひっくり返されてしまう。その後も前田はツインズ打線の猛攻を凌げず、4回は4番ミランダに2点タイムリー二塁打を打たれた直後、ジェファーズに14号2ランを喰らい9失点目。3.2回9安打9失点3四球3三振でノックアウトされた。 ツインズ打線の勢いはその後もとどまるところを知らず、6・7回にもミランダとジェファーズにタイムリーが飛び出して合計12得点。タイガース打線はツインズ先発オーバーの前に沈黙し、7回終了時で12対3と大差が付いた。同時に4回から降り始めた雨も勢いを強め、7回に雨天中断に。30分の中断の末、試合はここで雨天コールドとなった。 6月は堅実に試合を作る登板が多かったものの、今回は前田にとってフラストレーションが溜まる先発になってしまった。特に今日は追い込んでから痛打される場面が目立った。追い込んだ状況で31球を投じたものの、9安打中5安打を2ストライクから浴びるなど、なかなか打者を仕留められなかった。前田は「もったいなかった。追い込んでから打たれてしまったり、四球でランナーを溜めてから打たれてしまったり。自分のミスでピンチを招いて失点してしまった」とこの日の先発を振り返った。