再発防止策を徹底と警察庁長官 愛知・岡崎署の勾留死受け
愛知県警岡崎署の留置場で昨年12月に勾留中の男性=当時(43)=が死亡し、業務上過失致死容疑などで留置主任官だった男性警部らが書類送検されたことを受け、警察庁の露木康浩長官は7日の定例記者会見で「このような事案を二度と発生させてはならない。再発防止策の徹底をさらに図ってまいりたい」と述べた。 露木長官は男性に追悼の意を表した上で、調査で「留置業務の基本が徹底されていないと明らかとなった」とし、全国会議の開催などで再発防止策の浸透を図るとした。 男性には身体を拘束する「戒具」が計約144時間使用された。