出願準備は意外と大変!? 保護者が押さえたい注意点は?【国公立大・私立大編】
保護者のかた主導で出願を行うご家庭も!
ここまでご紹介してきたように、出願準備は意外に手間がかかり、注意すべきポイントも少なくありません。 また、「どの手順まで進めたか」を管理するのも大変。 一方で、出願時期は、お子さまにとっては受験勉強大詰めのタイミングでもあります。 そのため、お子さまが勉強に集中できるよう、保護者のかた主導で出願準備を行うご家庭も少なくありません。 たとえば「ベネッセ教育情報サイト」の人気連載マンガ「どうなる!? 息子2人の大学受験…イマドキ保護者の悶えるホンネ」第52回でも、作者のよしだゆうこさんが主体となって次男の出願を進めたエピソードが紹介されています。 そこで、お子さまの出願に向けて、先輩保護者がどんな関わり方をしたのか、体験談をいくつかご紹介します。 ご家庭の状況に合いそうな内容があれば、サポートのしかたを参考になさってみてもよいでしょう。
【体験談】 子どもは受験勉強が進んでいなくて余裕がなさそうだったので、出願手続きは親が主導で慎重に行いました。併願大の検討や資料取り寄せ、リサーチなどもあわせて担当したので、本当に大変でしたが……。第1志望大に合格してくれて報われた思いです。 (千葉大・法政経学部合格者の保護者) 出願の手続は想像以上に大変でした。ただでさえ疲れているのに、夜中まで親子で準備をしていると気が遠くなって、泣きそうになってしまったことも。 (静岡大・人文社会科学部合格者の保護者) 娘には勉強に集中してもらいたかったので、私が出願準備を担当。 受験する学部や入試方式を間違えないように緊張しました。昨年度の合格率や合格最低点などを念入りに調べ、受験スケジュールと有利な方式を娘と相談しながら工夫して出願。見込みが当たって合格できた大学・学部もありました。がんばっていろいろリサーチしてよかったです! (立命館アジア太平洋大・アジア太平洋学部合格者の保護者) 併願大を多めに受験したので、大学によって手続きもさまざまで戸惑いました。 出願手続きのサポートをしてあげたいと思い、それぞれの大学の出願方法やスケジュール、受験料などをノ―トにまとめ、何か確認したい時に、いちいちスマホで調べなくても一目でわかるようにしました。 (立教大・観光学部合格者の保護者) ※2024年4月~5月に行った「保護者のかた向けアンケート」(2,901人回答)に寄せられた体験談をもとに作成。