【ヤリスVSスイフト】取り回しの良いコンパクトカー徹底比較!あなたならどちらを選ぶ?
両車、一定の値引きに期待!?
▽購入時の値引き術 ・4代目ヤリスの評価は3.0 ・5代目スイフトの評価は3.0 新車を購入する際に気になることの一つが、納期だ。 2024年8月末現在、4代目ヤリスは新車の新規受注をストップしている。一方5代目スイフトは3~4カ月で納品と、納期遅延は解消している。 4代目ヤリスだが、受注停止前では5万~約20万円の値引きが標準的だった。受注を再開した場合、値引きは渋くなる可能性は高い。 5代目スイフトは、まだ登場したばかりなので、基本的に値引きはゼロがベース。だが、5万~10万円前後の値引きは狙えそうになってきた。 両車とも現金値引きが厳しい場合、ディーラーオプションの無料サービスや、下取り価格を上げてもらうなどの交渉に切り替えるといいだろう。
コンパクトカーらしい軽快さとスポーティさを強調したデザイン
▽デザイン比較 ・4代目ヤリスの評価は4.0 ・5代目スイフトの評価は4.0 ▽ヤリス:黒豆のような小さく、美味しく、面がふくよかでツヤのある外観を目指した 4代目ヤリスのデザインコンセプトは「B-dash!」。大胆に、活発に、そして美しく。鋭い加速で弾丸のようにダッシュするイメージとなっている。無駄を削ぎ落とし、今にも走り出しそうな凝縮デザインを有する。 4代目ヤリスのデザインコンセプトの基になったのは「黒豆」だ。クルマの骨格から一新した4代目ヤリスは、タイヤをボディの四隅に配置し徹底的にムダをそぎ落したキャビンと、ボディ中心から前後タイヤに向かう引き締まった造形で、アクティブな走りを予感させる。 4代目ヤリスのフロントマスクは、大きなグリルと眼光鋭いヘッドライトが特徴だ。ボディ正面や側面から大きなグリルに向かって絞り込むラインを設けることで「押し出すイメージ」を作り、フロントマスクの“強さ”を強調している。 4代目ヤリスのリアビューは非常に特徴的で、重心の低さやスポーティさを強調している。リアシートのヘッドクリアランスを確保しつつ、リアハッチのバックウィンドウ部を斜めに落とすようなデザインだ。さらにバックウィンドウとリアコンビネーションランプを一体化させることで、遠くからでもひと目でヤリスであると分かるような特徴となっている。 ▽スイフト:速さと強さを強調する外観デザインを採用 5代目スイフトは、先進的な走りを想起させる外観デザインを有する。これは歴代モデルで築いてきたワイドで重心が低く美しいプロポーションと、ラウンドしたショルダーとボンネットや外へ張り出したフェンダーとの対比によるものだ。 スイフトはピアノブラック調の光沢が美しいフロントグリルを採用した。細かい部分まで作り込んでおり、見る角度や距離、光の当たり方によって立体感が増す。ヘッドライトにはLEDヘッドライトを用い、L字型のポジションランプがシャープなフロントマスクを演出している。 サイドビューでは、ピラーをブラックアウトさせた。フローティング(浮いたように見える)ルーフで軽快感を表現している。サイドアンダースポイラーは躍動感を表現し、サイドビューを引き締めている。 リアは台形フォルムにすることで、安定感のある佇まいとなった。LEDリアコンビネーションランプの点灯時、車幅にワイド感が増し強い印象を得ている。 装着されるホイールは15インチのスチールホイールと16インチのアルミホイールだ。アルミホイールはリムからセンターに向かって長い線を使うことで、強い印象を与えるデザインとなった。 両車共に、ギュッとした密度が高いデザインで塊感を表現した。さらに、独自のスポーティさがプラスされている。どちらが良い、というより好みの問題だろう。