【ヤリスVSスイフト】取り回しの良いコンパクトカー徹底比較!あなたならどちらを選ぶ?
スイフトは全長が短くても非常に優れたパッケージング
▽室内空間と使い勝手 ・4代目ヤリスの評価は3.5 ・5代目スイフトの評価は4.0 4代目ヤリスと5代目スイフトのボディサイズ、ホイールベース、荷室容量は以下のとおり。 【4代目ヤリス】 ・全長×全幅×全高:3950mm×1695mm×1495mm(4WD車/1510mm) ・ホイールベース:2550mm ・荷室容量:270L(5人乗車時・アジャスタブルデッキボード非装着車) 【5代目スイフト】 ・全長×全幅×全高:3860mm×1695mm×1500mm(4WD車/1525mm) ・ホイールベース:2450mm ・荷室容量:265L(5人乗車時) 両車は同じ5ナンバーサイズなので、全幅は同じだが、全長は4代目ヤリスハイブリッドが90mm長く、全高は5代目スイフトハイブリッドが5mmだけ高くなっている。 室内の広さに大きく影響するホイールベースは4代目ヤリスハイブリッドのほうが100mmも長くなっている。だが5mm高い全高との相乗効果で、リアシートの居住性は5代目スイフトハイブリッドのほうが快適だ。 荷室は、ほぼ互角だ。両車ともに6:4の分割可倒式リアシートに、リクライニング&スライド機構を持ち、背もたれを倒すとフラットな床面の空間が広がる。 両車ともにコンパクトなボディながら、居住スペース、ラゲッジスペースともに広く確保している。5代目スイフトハイブリッドのほうが全長が短いことを踏まえると、リアの居住性が広く優れたパッケージを実現していると言える。
両車とも高い安全性能だが、後側方の安全確保でスイフトがリード
▽安全装備&運転支援機能 ・4代目ヤリスの評価は4.5 ・5代目スイフトの評価は5.0 4代目ヤリスの運転支援機能は、レーダークルーズコントロールなどの7つの機能がパッケージ化されたトヨタセーフティセンスを標準装備している。 以下の機能を有するプリクラッシュセーフティも、トヨタセーフティセンスに含まれている。 ・直進時の車両・歩行者検知機能 ・交差点右折時の対向直進車・右左折時の対向方向から来る横断歩行者検知機能 ・緊急時操舵支援機能 5代目スイフトの運転支援機能には、スズキセーフティサポートを搭載した。デュアルセンサーブレーキサポートIIという、ミリ波レーダー、単眼カメラ、超音波センサーを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキが核の機能だ。 他にも、スイフトは以下を含む計17の機能を有している。 ・アダプティブクルーズコントロール ・(オプション)ドライバーモニタリングシステム…ドライバーの疲労や脇見を検知 ・ブラインドスポットモニター…車線変更時の後方の安全確認をサポート ブラインドスポットモニターは、5代目スイフトは標準装備だが、ヤリスはオプションだ。