マイナス10歳見えも夢じゃない!?目元のたるみ・クマをメイクでカバーする小ワザ
目まわりを明るく立体的に見せるメイクテクニック
■1.頑固なクマには「朱赤の練りチーク」をなじませるべし 放射状に広がった、たるみを伴うクマ、血行が悪く顔色が悪そうに見える青白いクマ。 目まわりは何度もファンデーションやコンシーラーを重ねると厚ぼったく崩れやすくなるので思うようにカバーができず、諦めモードに入っている方もいるかもしれません。 そんな方は、コンシーラーをなじませる前に「朱赤の練りチーク」を使ってみてください! え?目まわりにチーク?と思うかもしれませんが、この小ワザでこれまでの悩みも解消されるかもしれません。ファンデーションやコンシーラーを厚く塗らずとも、朱赤色の練りチークをなじませるだけで薄膜でしっかりカバーできるんです。 使い方は簡単。ファンデーションを薄くなじませた後、気になる部分に少量朱赤色の練りチークをなじませます。その上からいつものコンシーラーを重ね、フェイスパウダーでフィックスさせましょう。 ポイントは、オレンジっぽさを感じる「朱赤」を選ぶこと。青みがかった赤は血色の悪さを強調してしまいます。また、パウダーチークは粉が固まって不自然に見えるので、クリームタイプを選びましょう。 とはいえ、なかなか朱赤色のクリームチークを見つけるのは難しいかもしれません。実は最近は、朱赤に近いコンシーラー、朱赤に近いオレンジの強いコンシーラーが販売されています。これらのカラーが入ったコンシーラーパレットを探してみてくださいね。 ■2.目まわりのくすみやクマには「柔らかく肌色に近い色」を選ぶべし コンシーラーを選ぶ際の小ワザですが、種類がたくさんありすぎて何を選べばいいかわからない!という方が多いようです。コンシーラーは大きく分けると「スティックタイプ」「リキッドタイプ」「固形パレットタイプ」があります。 スティックタイプは硬めのテクスチャーで濃いシミをカバーするのに向いています。一方目まわりに使うと硬すぎて地割れして崩れる可能性があるのであまり向いていません。 リキッドタイプの形状はチップ、筆タイプであるのが一般的。こちらはとても柔かく目元のカバーに向いているのですが、カバー力に劣るタイプが多いので「ちょっと気になるぐらい」のくすみをカバーするのに向いています。 一番おすすめなのは「固形パレットタイプ」。固形なので硬めのテクスチャーでは?と思うかもしれませんが、肌になじませると体温でとろけて適度に伸び広がります。密着感も高くクマや影隠しにも向いています。先ほどのカラー系コンシーラーもパレットタイプであることが多いです。 また色選びですが、前半記事で「明るすぎる色はNG」と述べました。具体的には、肌色に近い色、もしくはわずかに暗い色であるのが理想です。部分的に見ると暗く思うかもしれませんが、お顔全体を見た際に「あれ?なんかクマの存在感薄くなってる!」と感じられるはずです。 ■3.たるみなどの影飛ばしには「クリームハイライト」を使うべし クマの話ばかりしていましたが、たるみはどうしたらいいのか?こちらも小ワザをご紹介します。たるみに関しては、「隠す」というより「光で影を飛ばす」ワザを使うのがいいでしょう。 たるんで影ができた部分にファンデーションやコンシーラーをなじませても、いつまでも影が残ったまま。ですので「ハイライト」を使って目立たなくさせる方法がベストです。 こちらもおすすめなのは練り状のクリームハイライト。粉っぽさを感じず適度なツヤとハリを感じられるクリームがおすすめです。 また色は、微細なパールが入ったピンクベージュ、ホワイトベージュ系がおすすめです。大粒のラメが入ったハイライトは浮いてしまいますし、明るすぎる色のハイライトも返って悪目立ちします。 なじませる位置は、たるみが気になる下まぶたに三角状に広く、そして目尻側にもなじませましょう。2か所になじませることで内側から発光したような自然なツヤ、ハリ感をプラスすることができます。 光がしっかり集まり、これでたるみも気にならなくなるはずです! ファンデーションだけをなじませた後と、小技を使ってカバーしたメイクでは仕上がりが全然違います! 筆者は今回、 ・コンシーラー・ハイライト:トーン ペタル フロート フローレス タッチ 01 ・朱赤チーク:ローラメルシエ ティンティド モイスチャライザー ブラッシュCR3 を使用しました。 少しの手間でガラリと雰囲気が変わるので、ぜひ明日からのメイクで実践してみてくださいね! 写真・文:SAKI(メイク講師・美容ライター) ● 連載「編集部美容マニアが教える豆知識」記事一覧をチェック
ハルメク365編集部